Twitter広告の基礎知識 〜今さら人に聞けない、けど知っておきたい〜

 2016.07.15  LeadPlus

皆さんは、トリプルメディアの中の一つであるアーンドメディアをご存知ですか?アーンドメディアとはソーシャルメディアで自社アカウントを運用したり、口コミなどを活用して行うマーケティングを指します。(その他オウンドメディア、ペイドメディア)

言葉自体は知っていなくとも、ソーシャルメディアアカウントを最低一つは運用しているという企業が多いと思います。特に多いのがTwitterアカウントではないでしょうか?

 2016年2月18日にはTwitterが国内ユーザー数を初めて公表し、その数はなんと3,500万人以上。国民全体の3割程度をカバーしています。この数字を見ただけで、Twitterアカウントの運用がどれほど大切かが分かりますね。

そしてご存知の方も多いと思いますが、Twitterでは「Twitter広告」と呼ばれる、Twitter内で配信できる広告サービスを提供しています。しかし存在自体は知ってはいるものの、「詳細も運用方法も分からない」という企業がまだまだ多いのではないでしょうか。

そこでここでは、気になるTwitetr広告の基礎知識をまとめてみました。

3タイプのTwitter広告

それではさっそくTwitter広告について解説していきます。まず、Twitter広告は「プロモアカウント」「プロモトレンド」「プロモツイート」の3つの分類されています。それぞれの特徴、ターゲティング方法、課金方式を確認していきましょう。

プロモアカウント

プロモアカウントは、Twitterページ内にある「おすすめユーザー」欄に広告を表示します。主な目的はフォロワーの獲得です。「自社ブランドの認知度を高めたい」や、自社に興味を持っているユーザーへ定期的な情報を配信するのに利用できます。また、アカウントを新規に開設した際のフォロワー集めにも効果的です。

ターゲティング方法

プロモアカウントには2タイプのターゲティング方法が用意されています。

【キーワードターゲティング】

こちらは指定したキーワードを検索した(またはツイート)したユーザーに対し広告を表示することができます。

つまり、キーワード設定を「トレンディエンジェル」にした場合、「お兄さん、トレンディだね。う~んトレンディエンジェル」などとツイートしたユーザーやキーワード自体を検索したユーザーに広告が配信されます。

ターゲットとなるユーザーに対しピンポイントで広告配信できるのがメリットですが、ネックなのは配信母数が把握できないところです。曜日や時間を考慮して「どれくらいの配信数が期待できるか?」と予測を立てておくことが重要となります。

【ハンドルターゲティング】

ハンドルとはTwitterアカウントが「@------」のもので指定したハンドルターゲティングは指定したハンドルのフォロワーに対し広告配信ができます。つまりフォロワー数が多いハンドルを指定することで広範囲に配信することができ、芸能人のフォロワーに対し配信するときなどに有効的ですね。

例えば水族館がプロモーションでハンドルターゲティングを利用するのなら、「さかなクン」をハンドルに指定すると効果的かと思います。(さかなクンがTeitterアカウントを所持しているかどうかは不明です)

広範囲かつ配信母数をある程度把握することができるのがメリットですね。ただし、全てのフォロワーがアクティブユーザーとは限らないので、配信数は全体の30%程度と考えるといいでしょう。1回のプロモーションにつき100ハンドル指定可能です 。

ちなみにハンドルターゲティングとキーワードターゲティングでは、デモグラフィックとして「エリア」「性別」「デバイス」などをセグメントすることができます。

【インタレストターゲティング】

インタレストターゲティングとは、Twitter社がセグメントした約260のカテゴリの中のいずれかを指定して広告配信する方法です。上記2つと比較してユーザーの確度は低下しますが、より広範囲に配信することができます。

課金方式

プロモアカウントの課金方式は「フォロワー」ごとです。リスティング広告と同様にオークション形式で、落札したフォロワーごとに料金が発生します。

プロモトレンド

プロモトレンドは、今話題のハッシュタグについて表示している「トレンド」の最上部に表示される広告です。Twitterを利用している全ユーザーのタイムラインに表示することができるので、大規模なプロモーションやとにかく広範囲に宣伝がしたいといった場合に効果的となります。しかし「1日1社限定」なので、同日に広告配信予定のアカウントがあると配信できません。

ターゲティング方法

プロモアカウント同様のターゲティングが可能です。ただし、デモグラフィックのエリアに関しては国単位の指定しか出来ないので注意しましょう。

課金方式

プロモトレンドの課金方式はオークション形式ではなく、1プロモーションごとに料金が発生します。展開するプロモーションごとに料金が異なるので、詳細はTwitter社に確認を取る必要があります。また、他2つの配信方法に比べ広告費用が割高になるので注意しましょう。

プロモツイート

プロモツイートは、Twitterページ内のタイムラインで他のフォロワー同様に広告が表示されます。つまり通常のツイートのように広告配信ができるというわけです。ただし、文中には「○○によるプロモーション」と表示されます。自然な形で広告配信ができるので企業ブランディングなどに効果的で、リツイートによる拡散も期待できます。

ターゲティング方法

プロモアカウント同様のターゲティングが可能です。

課金方式

プロモツイートの課金は「エンゲージメント」をいう指標で決まります。エンゲージメントとは、ツイート、リツイート、クリック、リプライ、フォローなど、プロモーションに対しユーザーが示した反応のことです。ただし、リツイートと同一ユーザーの複数エンゲージメントはカウントされません。また、あくまでエンゲージメントに対しオークション方式で課金されるため、インプレッションのみなら無料です。

以上が3タイプのTwitter広告における特徴、ターゲティング方法、課金方式となります。このようにTwitter広告はかなり選択肢の幅が広いので、上手に活用すればリスティング広告以上の効果が期待できます。

Twitter広告はこんな企業におすすめ

ここでは、Twitter広告を絶対に運用した方がいい企業の特徴について紹介していきます。

リスティング広告に踏み出せない…

現在リスティング広告のCPCは高騰し、資金力がある企業の独壇場となりつつあります。キーワードによってピンキリですが高いものではCPCが1クリックあたり1,000もかかるなんてケースも珍しくありません。特に競合が多い場合はCPCが安易の高騰してしまうので、リスティング広告運用になかなか踏み出せないという企業が珍しくないでしょう。

Twitter広告ではまずリスティング広告に比べてCPCが低価格なので、運用の敷居が低くなっています。CPCが1/10以上もダウンしたなんて事例もあるほどです。また、リツイートなど2次拡散の費用が発生しないので、広告費を抑えて広い範囲に宣伝できる可能性があります。

広告のターゲットがピンポイント!

3タイプのTwitter広告で解説した通り、いずれの配信方式でもかなり詳細なターゲティングが可能となっています。ターゲティング方法やデモグラフィックの設定云々では、リスティング広告以上のターゲティングができるかもしれません。

なので広告のターゲットがピンポイントな場合、効果を発揮します。ただし、Twitter人口は20~60代と若年層~中年層が多いので、高齢層を対象とした広告配信は不向きですね。

CVが会員登録や資料請求など敷居が低い

広告の目的が会員登録や資料請求など敷居が低い場合、リスティング広告では費用対効果が薄くなってしまう可能性があります。前述したようにCPCが高騰している中では、やはり最終的な成約にCVを設定している方が効果はあると言えますね。

こういった敷居が低いCVでは、CPCが安価で2次拡散も期待できるTwitter広告が有効的です。コストを抑えて幅広いユーザーに広告配信出来るので、費用対効果を最大化することができます。

もしも皆さんの企業がいずれかに該当するのであれば、Twitter広告の運用は期待値大ですね。また、昨年11月11日には江崎グリコがポッキーのプロモーションにおいて、24時間以内のリツイート数のギネス記録に挑戦するなどTwitterならではのプロモーション展開も可能です。ちなみに期間中の売上げは4倍になったそうです。

このように、リスティング広告よりもコストを押さえて幅広くバラエティーに富んだプロモーションが可能なのも魅力の一つですね。

まとめ

ここまでの解説でTwitter広告に多くのメリットを感じている方が多いと思います。最後に注意点として、リスティング広告よりもコストダウンと幅広いプロモーションが期待できるTwitter広告ですが、必ずしも成功するわけではありません。 

CVに繋がらないキーワードを設定してしまったり、適切なターゲティングが出来なければコストばかりがかさみ失敗に陥る可能性は十分にあるのです。 

例えコストダウンに成功したとしても、運用に際し慎重さは決して忘れないでください。また、リスティング広告と同様に仮説を立て実行し効果検証するというPDCAサイクルを継続的に行うことで、初めて効果が最大化されます。

敷居が低いからと言って決して甘く見ることなく、むしろリスティング広告以上に運用が難しいという心構えで臨んでください。

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