データから見るブログの最適な更新頻度と検索上位を目指すためには

 2015.11.03  LeadPlus

ブログを書くというのは余程好きでない限り億劫になるものです。個人のブログならまだしも、企業が提供するブログでは業務に組み込まないかぎり、なかなか更新しないという状況に陥ります。

インバウンドマーケティングを真剣に取り組もうとすると、必ずと言って良いほど、「どれくらいの頻度」で、「誰が」、「どういった内容」でブログを更新していけば良いのか という疑問にぶつかります。ブログや記事を更新している企業であれば、すんなりとインバウンドマーケティングという文化に馴染みますが、さ〜これからインバウンドマーケティングを始めるぞ という企業にとっては不安で不安でしかたないでしょう。

時にはインバウンドマーケティングを始めて意味があるのか?など自問自答することもあるでしょうし、上司や経営陣からそれはいくらかかってどれくらいの効果があるのかなど プレッシャーを受けることもあるかもしれません。

しかし、現実問題としてインターネットユーザーの61%が製品やサービスをインターネットで調査している現状を鑑みるとインバウンドマーケティングを始めない理由は見当たりません。HubSpotの調査によるとインバウンドマーケティング黎明期である2010年の段階で北米では46%のユーザーが一日1回以上ブログを閲覧しており、企業の40%がマーケティング目的でブログを活用していると報告しています。さらに2014年にはブログを活用するマーケティング手法は、そうでない場合に比べてROIが13倍にまで達するとの報告もされています。また、インバウンドマーケティングはアウトバウンドマーケティングに比べて3倍のリードを生み出しますがコストは62%少ないという報告もされています(Demand Metric)。

記事数とトラフィックの関係

(1ヶ月間の投稿記事数とサイトトラフィックの相関関係:HubSpot社のデータより)

記事数とリード獲得数の関係

(1ヶ月間の投稿記事数とリード獲得数の相関関係:HubSpot社のデータより)

BtoBマーケティングお役立ち資料

もはや企業がブログを有効活用しインバウンドマーケティングを行うことは必要不可欠と言っても良いのでしょう。

今回の記事では、インバウンドマーケティングを始めたい、もしくは始める企業や組織の方に向けて、ブログの更新頻度やその効果、検索エンジンに最適なブログの要素などに関しての情報をお届けします。

なぜ企業ブログが必要なのか、その目的とは

前述したようにインバウンドマーケティングが企業に着実に浸透し始めています。この現象は弊社でも肌で感じており、ブログのViewはもとより資料ダウンロードやお問い合わせ、見積り依頼もうなぎ上りである状況を考えると日本においても確実にインバウンドマーケティングは浸透し始めていると言ってもよいでしょう。

ここでブログを書くことの目的を振り返ってみたいと思います。インターネット社会においてGoogleなどを用いた検索を行うのはもはや当たり前です。多くのユーザーは、何かの課題があり、その課題を解決するために検索を行います。この課題を解決するためのコンテンツを提供することがインバウンドマーケティングの最初の一歩となります。

ユーザーが最初の訪問でコンテンツに共感し、課題を解決してくれれば、その企業に信頼を寄せてくれる確率が高まります。共感が生まれれば親しみも感じてくれるでしょう。そして、適切なアプローチをすることで ユーザーはもっと記事を読みたいと思い再訪してくれるというゴールデンスパイラルに突入します。

一方、企業にとってはこれらの課題解決に向けたコンテンツを想定しながらブログを書くことが必要不可欠になります。もちろん最終的には収益につなげることが重要になるため自社製品やサービスの特徴を踏まえた上でコンテンツを吟味する必要があります。いきなり製品カタログをダウンロードさせるようないわゆるカタログダウンロードサイトではユーザーは全く共感しないことを理解する必要があるでしょう。

ブログを誰が書くのか

ブログを執筆するのは体力が必要です。ユーザーの気持ちになり自社製品やサービスを理解し、そして執筆します。自社製品やサービスに熟知しているという観点でいうと社内で執筆者を調達することが前提条件のように思うかもしれません。しかし、一般的にそうとも限りません。深い自社製品やサービスの知識を必要とするコンテンツは社内調達しやすいかもしれませんが、インバウンドマーケティングの起点となる(語弊があるかもしれませんが)最初の課題解決コンテンツは一般論から入るのが最適であり社外の有識者でも適任者がいる可能性もあります。

北米の調査によると外部に執筆を依頼している企業の割合は80%近いという数字もあります。これは全部のコンテンツを社外で賄っているということではなく、要所要所でうまく社外リソースを使っている企業の割合と捉えるべきです。インバウンドマーケティングを始める企業は社内外のリソースを上手に配分していくことも視野にいれるべきでしょう。

ブログの最適な更新頻度

では一体どれくらいの頻度でブログを更新し続けるべきかという疑問がでてくるでしょう。こちらの調査データの数字を指針に考えてみましょう。いずれもHubSpot社の調査データより抜粋しています。

  • 月1回のブログ更新をしている企業が顧客を獲得している割合は57%
  • 毎日ブログ更新をしている企業が顧客を獲得している割合は82%
  • 月に15回以上ブログを更新している企業は、ブログを活用していない企業の5倍以上のトラフィックを得ている
  • ブログ更新を月に3回から5回の間から6回から8回の間に増やす企業は、リードをほぼ2倍にしている
  • ブログ記事の合計が11から20の間から21から50の間に増える時、平均的な企業でトラフィックが45%増加する
  • ブログの更新頻度は顧客獲得に影響する。一日に複数回更新する企業の92%はブログを通じて顧客を獲得している

これらのデータを見てどのように感じたでしょうか?基本的にはブログを書いた方が良いということは明らかでしょう。しかし、ここでのポイントは、無闇に意味のない(ユーザーの課題を解決しない)ブログを書いたとしてもトラフィックは一時的に増えるかもしれませんが、共感を得ることはないのでインバウンドマーケティング的には失敗であることを心がけるべきでしょう。月に1回の更新であっても57%の企業が顧客を獲得していることを考えると、ブログは記事数ではなく質を高めることが重要なのではないでしょうか。そして、その高い質のコンテンツを企業の体力を鑑みながら、いかに増やしていくかということが重要なのです。

検索エンジン対策のためのブログの文字数

Googleなどの検索結果に上位表示されれば自社サイトへの流入が見込めます。Business2Communityが公表したデータによると、すべてのクリックの60%は検索結果のトップ3までであるとのことです。マーケティング担当者は、いかに自然検索からの流入を増やすかを常に考えており検索上位に表示させるためにSEO対策を講じているでしょう。

世の中にSEO対策に関するテクニックは山のようにありますが、ここではブログの文字数に焦点をあげてご紹介します。面白いデータがあります。QuickSprout社が公表した調査データによるとGoogleでトップ10に入るウェブページのコンテンツの平均の長さは、どんなキーワードでも最低2,000語、検索リストのページの上位にいけばいくほど、各ウェブページのコンテンツは多くなっているとのことです。この結果から、内容の薄いコンテンツに比べて、文字数が多い=みっちりと情報が詰まっており、ゆえに価値のあるコンテンツと検索エンジンは判断して上位に表示してくれるものと予測できますね。

また、QuickSprout社では、1,500語を超えるブログは、1,500語以下のブログに比べ、平均して68.1%多くのツイート、22.6%多くのFacebookのいいねを獲得していると報告しています。拡散されるとさらに流入が稼げるため、やはり最低でも1500語、頑張って2,000語を目指すのが良いのではないでしょうか。

ブログ記事は企業資産

本日はブログに関して、あらゆる視点でご紹介させていただきました。マーケティング活動においてブログ記事は一度公開すれば企業の資産になります。公開されている間、ずっとその記事を読みたい人のために頑張ってくれる資産です。

質の高いブログを書き続けることが重要であることはお分かりいただけたのではないでしょうか。質の高いブログとは、ペルソナを正確に捉えて、課題や疑問にしっかりとした回答を用意して、共感を呼ぶコンテンツです。そのためにはペルソナだけでなくライフサイクルステージごとのコンテンツの提供も重要になってくるでしょう。ブログを書くことは本当に骨の折れる作業であることは間違いありませんが、頑張って戦略的なコンテンツを書くことにより流入が自然に増えていくことが何よりの励みになるでしょう。

この機会にブログを執筆し、インバウンドマーケティングの醍醐味を味わってみてはいかがでしょうか。

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