【データフィード広告事例】3つの異なる業界における事例を紹介

 2016.08.29  LeadPlus

複数の広告配信プラットフォームにおいて、横断的に広告配信が可能となればサービス・商品の認知や新規顧客獲得に繋がり広告効果を最大化することができます。そんなマーケティングを可能にするのがデータフィード広告であり、2015年は「データフィード元年」と言われるほど注目されていました。

2016年現在においてもその傾向は変わらず、今後もデータフィード広告のニーズが高まるのは確実です。そしてデータフィード広告を自社運用で可能にするのがDFO(データフィード最適化)ツールと呼ばれるものなのですが、ちらほらと活用事例を見聞きすることが多くなりました。

DFOツールを活用することでどんな効果があるのか?また、どのように活用していけばいいのか?事例を知ることで導入の参考にもなるので、是非とも知っておきたいところです。

そこで今回は、DFOツールを活用した成功事例を3つ紹介していきます。いずれも業界やカテゴリが異なる事例なので、データフィード広告の有用性を感じつつ、自社の環境と照らし合わせてみて頂ければと思います。

データフィード広告のおさらい

事例を紹介する前にデータフィード広告について少し説明します。

データフィード広告とはデータフォーマットが異なる複数の広告配信プラットフォームにおいて、マスターデータを変換・送信し、横断的な広告配信を可能にするサービスです。

つまり、マスターデータをもとに各プラットフォームへデータを最適化してくれるので、これまでマーケターやエンジニアが抱えていた課題を解消する可能性を秘めています。

主な広告配信プラットフォームとしては以下のようになっています。

  1. 商品リスト型広告…Googleショッピング、価格比較サイトなど
  2. リターゲティング型広告…Criteo、Googleリマーケティング広告など
  3. ECモール系…楽天、Amazonなど
  4. アフィリエイト…A8net、JAnetなど
  5. アグリゲーションサイト…Indeedなど

これらはあくまで代表的なプラットフォームであり、DFOツールや提供会社によりますが対応プラットフォームは50を超えます。この中でも特にGoogle商品リスト広告やGoogleショッピング、Criteoなどでのデータフィード広告活用が目立っていますね。

データフィード広告のメリット

  1. マーケターの業務効率化
  2. 人的リソース不足をカバー
  3. カスタマーとのタッチポイントを増やす
  4. 機会損失を最小限に抑える

以上がデータフィード広告を活用する主なメリットであり、これらの項目が課題となっている企業では大いに活用することで課題解決の可能性が高まります。また、データフィード広告は商品数が多かったり、在庫変動が激しい企業などの導入数と広告効果が最大化されます。

それでは軽く説明したところで、DFOツール活用事例を紹介していきましょう。

事例1:アルバイト求人サイト運営R社

~課題~バーティカルメディア改善の必要性

リスティング広告、アドネットワーク、DSPなど全般的な広告施策を展開していたR社では、とりわけバーティカルメディアに改善の余地があると判断しました。ちなみにバーティカルメディアとは、複数Webサイトの情報を収集・統合し提供するというWebサイトです。人材業界ではIndeedやCareerJETなどが有名どころです。

BtoBマーケティングお役立ち資料

バーティカルメディアでは基本的にクローラーが各求人サイトの情報を収集し掲載しますが、データフィード広告を活用することで求人情報を直接配信できることに着目。また、もともと自社開発でデータフィード広告を行っていたが運用負荷が大きくなり、PDCAが適切に回らないという課題がありました。

~効果~CV率アップ、正確な情報掲載を実現

DFOツール導入後は求人データの作成・更新を自動で最適化してくれることから業務効率化に繋がり、PDCAにかける時間が増加しました。そして結果的に、効果検証や改善に時間をかけることでCV率がアップ。さらに、クローラーよりも正確な情報を掲載することが可能に。

R社の事例ではバーティカルメディアの改善に力を入れるために導入しましたが、人材業界に限らず旅行業界などでもバーティカルメディアは多数存在します。上記のようにクローラーに頼るのではなく直接的に広告配信できるというのは大きなメリットですね。

事例2:ファッション系ECサイト運営S社

~課題~自社リソースに頼らないスピーディーな改善

S社では2011年に登場した動的リターゲティング広告であるCriteoを初期段階から活用。当時は競合が少ないということから、出稿すればCRTを獲得できるといった状況でした。しかし、競合が少なかった故にあまり掘り下げた施策は展開せずにいたため、競合が増加すると共に広告効果が頭打ちに。従来とは違う何か新しい施策を打ち出さなければと考え、データフィード広告に着目しました。

また、データフィード広告を活用するにあたりカスタマイズ性の高い自社開発よりも導入スピードを重視していたため、DFOツール導入を選択。

~効果~CTR率の向上、PDCAサイクル迅速化

結果から言って、CTR率が120%向上しCV率が徐々に改善。この効果を実現したのはDFOツール導入により迅速化したPDCAサイクルだと考えられます。DFOツールで商品データを自動作成・更新することで課題把握と施策考案に時間を回すことができ、広告の効果検証と改善が素早く行える結果に。スピーディかつ継続的な改善が必要なリスティング広告において、理想的な運用体制が取れたと言えますね。

また、当初サブ的なポジションにあったGoogle商品リスト広告(PLA)においてCTR率が120%と向上し、Criteo同様メインプラットフォームへと成長させることに成功。

先ほどのR社の事例でもそうですが、DFOを導入することで業務効率化に繋がりPDCAサイクルの迅速化が生まれるのは確かなようです。

カスタマーニーズが日々変動する昨今において、スピーディな効果検証を改善を繰り返せるというのはどこの業界においても強みになるポイントですね。

効果検証を繰り返し改善していくことはグロースドリブンデザインの特長に通じるものがあります。弊社のWebサイト制作のベースとなっているグロースドリブンデザインについて以下のEブックへまとめてみました。ご興味があれば合わせてご確認ください。

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事例3:大手スポーツメーカーM社

~課題~ブランド名での訴求から商品での訴求へ

M社では、ECサイト立ち上げ当初からリスティング広告やアフィリエイト広告を活用しての集客を展開。当時はブランド名を訴求材料としてマーケティングを展開していました。これではブランドイメージが先行して新商品の販促や新規顧客層へのリーチが難しいと判断し、アフィリエイトサイトを活用した商品中心の訴求へとシフト。

しかし、アフィリエイトサイトに登録している商品データを毎日手作業で更新するのはかなりの業務負担であり、更新頻度は1週間に1回。結果、在庫切れや新商品更新が遅れ、アフィリエイターに商品を紹介してもらうが在庫切れが発生。機会損失を多く生みだしていました。

~効果~機会損失消失、チャネル拡大成功

DFOツール導入後は商品データの自動作成・更新によりこれまで発生していた機会損失を限りなくゼロにすることに成功。アフィリエイトサイトというチャネルを確実に獲得することができました。また、M社ではリターゲティング広告やレコメンド広告などを活用したプロモーション展開が多く、DFOツール活用の幅が今後も広がると予測されています。

こちらの事例は先に紹介した2つの事例とは異なり、機会損失の消失という売上げに直接関わる課題を解決しています。M社にように商品データが膨大にあり更新の必要性があるにも関わらず、業務負担の観点から毎日更新できていないという企業は珍しくありません。

「リンク切れが発生して機会損失を生んでいる」というフレーズにグサッとくるマーケターの方は多いのではないでしょうか?これまで機会損失を多く招いていた企業では、DFOツールを導入することで課題解決につながる可能性があります。

データフィード広告導入の注意点

DFOツールやデータフィード広告提供会社に運営をアウトソーシングすることは業務効率化やPDCAサイクルの迅速化、機会損失の消失など多くのメリットを享受できる可能性を秘めています。しかし、導入すれば必ず効果があるわけではなく、企業によっては現行の運用方法を継続した方がいいケースもあるのです。

例えば、商品数や在庫変動の少ない企業では各広告配信プラットフォームでのデータ更新頻度少ないので、DFOツールの導入や運用のアウトソーシングをしなくても手動でまかなえる場合があります。このケースでは費用対効果が低い可能性があるので、導入の必要性はないでしょう。

また、商品数などは多くても単一の広告配信プラットフォームで十分な効果を得ているという場合もあまり必要性は感じられませんね。

このように、企業によってはデータフィード広告を導入しない方がいいケースもあるので十分に注意しましょう。

まずは現状広告効果や課題をしっかりと把握した上で、導入の可否を検討してください。

まとめ

今回、3つの異なる業界における3つのデータフィード広告活用事例を紹介しましたが、自社での活用を具体的にイメージすることはできたでしょうか?データフィード広告の運用を成功させるためには、まずはしっかりとした活用イメージを持つことが大切です。

「あんな課題が解決できそう!」「こんなプロモーションが展開できそう!」などなど、いくつか具体的なイメージを持つことができれば、高い導入効果を得られる可能性があります。

また、最近ではDFOツールやデータフィード広告提供会社が増加傾向にあるので、ユーアー企業としては幅広い選択肢が用意されています。ツールを導入するのか運用をアウトソーシングするのかなど、自社に最適なスタイルを導入することが成功の鍵を握ると言ってもいいでしょう。

ここで紹介したデータフィード広告活用事例が、皆さんの課題解決のヒントになれば幸いです。

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