SEOで重要なドメインパワーとは?弱いときはどう強化する?

 2019.08.05  LeadPlus

同じようなコンテンツをインテーネット上に公開した場合、一方ではGoogleの検索結果が上位表示するのに対して、もう一方では結果表示されないということがあります。これはそのサイトのドメインパワーをGoogleが確認して検索結果に反映しているからです。

今回はこのドメインパワーについて概要からチェックの方法、強化する方法、注意点について解説します。

domain-power

ドメインパワーとは

ドメインパワーは、日本語に直すと「ドメインの力」という意味になり、サイトが持っているドメインが検索エンジンからどの程度の評価を得ているかを指す言葉です。検索エンジンはサイトを構成している個々のページに対して評価を行いますが、それだけではなく、サイト全体に対しても、同様に評価づけを行っています。ドメインパワーが強くなると、サイト全体の検索結果に対して良好な結果をもたらします。

たとえば、全く同じページをドメインパワーが異なるサイトで公開すると、ドメインパワーの強いサイトの方が、検索結果の順位が高くなります。そのため、WEBサイトを運営している多くの企業で、ドメインパワーを強くするための取り組みが行われているのです。

新しくドメインを取得し、そこにサイトを構築した場合、立ち上げた初期の時点では「Googleハネムーン」という一時的な恩恵を受けることはあっても、それ以降は評価が下がることが一般的です。これは立ち上げ初期にはサイト自体にドメインパワーがついていないためです。個々のページをがんばって作っても、思ったように検索エンジンに評価してはもらえません。ドメインパワーは、時間をかけて良質なコンテンツを持続的に追加していくことで、徐々に高まっていくものなのです。

ドメインパワーがSEOで重要な理由

ドメインパワーが強いか弱いかは、SEO対策(検索エンジン対策)のうえで極めて重要な意味を持ちます。ドメインパワーが強くなるほど、新規の作成したページの検索結果は、それまでよりも良くなります。これは、サイト全体の評価が良ければ新しく公開されたページもきっと同じくらいのレベルで作られているに違いない、といった判断が加わるためです。多くの人に見てもらうことが重要なWEBサイトでは、このように初期状態から一定の評価が得られることは、非常に大きなメリットになります。

もうひとつ、ドメインパワーが重要視される理由が、検索エンジンにすばやく登録されるということです。ドメインパワーがあると判断されたサイトには、検索エンジンのクローラーが高い頻度でアクセスを繰り返します。そのため、記事を公開してからクローラーに認識されるまでの時間が少なくなり、すぐに検索結果に反映されます。特に、時事やイベントにからめた記事を掲載した場合、ほかのサイトより早く結果に反映されれば、それだけ優位にアクセスを稼げるでしょう。

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このような理由から、WEBサイトの運営者には、サイト全体の評価を上げることが求められます。実際、よく使われるキーワードに対する検索結果には、大手企業が運営するサイトが上位を占めていることも珍しくありません。

たとえば、Wikipediaも上位に表示されることの多いドメインです。キーワードに対する情報が網羅されているということが最大の理由ではありますが、仮に情報量がそれほどでなくても、新規にページを公開すればいち早く検索エンジンにキャッチされ、上位に表示されることがしばしばあります。Wikipediaは、どのページを取っても信頼性が高く、膨大な数のサイトへも記事が引用されているので、極めて高いドメインパワーを勝ち得ているのです。

ドメインパワーはチェックできる?

ドメインに対する評価は検索エンジンが一方的に行い、その数値などは公表されることはありません。しかし、第三者によるサービスで、サイトのドメインがどのくらいのパワーを持っているかを測定することができます。ドメインがどの程度の強さを持っているか、その数値が分からなければ、効果的な改善も難しくなります。

ドメインパワーは「MOZ」という無料のツールを使ってチェックすることができます。簡単な操作で具体的な数値を示してくれますので、サイトのドメインパワーを知りたいときには、ぜひ活用するようにしましょう。

MOZを利用するには、まずはMOZのWEBサイトに行き、アカウントを作成します。なお、MOZは無料で使えますが、クレジットカードの情報や請求先住所の登録が必要です。

アカウントの作成が終わったら、設定項目にある「rootdomain」の欄に、確認対象となるWEBサイトのURL(ドメイン)を登録します。あとは「Search」ボタンを押すだけで、自動で分析をしてくれます。

分析が終わると画面にはさまざまな数字が出てきます。その中で重要となるものがふたつあります。ひとつは、「Authority」にある「Domain Authority」です。これは対象となったWEBサイトが、検索エンジンにどの程度の評価をされているかを表す数字で、そのままドメインパワーを意味するものです。もうひとつは、「Page Authority」です。こちらはページ単位で検索エンジンからの評価を示した数字です。いずれも0から100の間でスコアが表示されますので、最高点である100を目指してサイトの改善を進めましょう。
MOZではこれら以外にも、サイトが受けている被リンクの数なども確認することができ、サイト運営者にとっては非常に便利で、かつ重要なツールであると言えるでしょう。

ドメインパワーが弱い(と思われる)ときはどう強化する?

ツールを使い、ドメインパワーを確認したけれど、思ったよりも低い数字でガッカリした、なんて人もいるかもしれません。それだけ大手サイトの力は強く、開設したてのWEBサイトでは得点がつかないことすらあります。

そこでドメインパワーを強くするための施策をいくつかご紹介いたします。いずれもたいへん基本的な方法ですが、ドメインパワーを高めるためには効果的なものばかりです。ドメインパワーを高めるためには、日々コツコツと積み上げていくのが王道です。ただし、同時に全部やろうとすると、非常に手間がかかりますし、持続して行う気すら失われてしまいかねません。無理なくできることから確実に取り入れていくことが、ドメインパワーを強くすることにつながることを念頭に、施策を行いましょう。

コンテンツを追加する

ひとつめの方法は、サイトに載せるコンテンツ、つまり記事の数を増やすということです。サイトのテーマになっているキーワードと密接な関係を持つコンテンツが多いほど、検索エンジンはそのサイトのドメインパワーを高く評価します。検索者の知りたい事柄について全て網羅するような記事を掲載するサイト作りを目指しましょう。サイトの情報量を増やしていくと、テーマとつながりのあるキーワードがそろうようになります。小さいニーズに応えることにもなるので、アクセスも広く集まるようになって一石二鳥です。

外部からのリンクを獲得する

続いて意識してほしい点が、外部からのリンクを得るということです。これを被リンクと言いますが、被リンクを増やすことはドメインパワーの強化のためのもっとも基本的な対策です。特に、すでに高いドメインパワーを持っているサイトからのリンクを受けると、検索エンジンからの評価が向上します。

被リンクは、あくまで他力本願であるため、サイトの運営者側でできることが限られます。そのためには、他のサイトから参照される高品質のコンテンツを地道に作っていくことが一番です。どのようなコンテンツなら関心を集めて引用されるだろうか?という視点を持つこともサイト作りには大切なポイントです。

サイトの運営期間を長くする

歴史の浅いサイトはなかなかドメインパワーがつきにくい、という話を冒頭でいたしましたが、逆に言うと、歴史のあるサイトはドメインパワーを獲得しやすいものです。そもそもドメインエイジが大きいほど(運用が長いほど)、掲載されるコンテンツの数は増え、被リンクも増えていく傾向にあります。その意味では、サイトの運営期間が長くなれば有利になるのは当然です。それに加えて、長期間サイトを安定して運営しているということ自体が評価要素になっていると考えても良いでしょう。

もちろん、サイトを立ち上げてから時間が経っているだけでは、評価を得ることはできません。その期間を通じて日々コンテンツの追加がされ、その中身も評価に値する有用なものでなくてはなりません。

更新を多くする

過去に積み上げたコンテンツの質や量に加え、今、どのように運営されているかも大きな評価要素です。更新が止まっていると、古びていくだけのサイトと見なされ、評価が少しずつ下がっていきます。

過去に投稿したコンテンツについても、定期的な見直しが必要です。作成当初は優れた評価を得ていたとしても、時間の経過とともに情報が古くなっている可能性があります。お店の紹介であれば閉店していたり、ソフトやWEBサービスの紹介であればバージョンが変わって見た目や機能が違ってしまったり。このような過去の記事もまめに修正・更新するよう心がけましょう。特にアクセスの多いページの情報が古いと、閲覧した人にも掲載されている内容が正しいものだと勘違いさせてしまうことがあります。優先的に確認してページを更新するようにしてください。

サイトのテンプレートを見直す

WEBサイトやブログでCMS(コンテンツマネジメントシステム)を使っている場合、テンプレートによってもサイトへの評価が変わってきます。サイトの構造やデザインが悪いと、アクセスしてきた人や検索エンジンに良い印象を与えません。CMSでは、テンプレートを変えることで見た目やサイトの機能を変えることが可能です。ユーザーがコンテンツを読みやすくなる、SNSでシェアしやすくなる、などの改善が期待できます。テンプレートの変更は、ここまであげたどの方法よりも時間をかけずに効果が望める方法です。

ドメインパワーを強化するときの注意点

ここまで、ドメインパワーを強くするための方法をお伝えしてきましたが、実際に進めていくにあたっては、いくつか注意点もあります。共通して言えることは、無理して短時間で進めない、ということです。

たとえば、被リンクの場合、中にはリンクをお金で販売している業者もあります。しかし、これは規約違反にあたり、ペナルティも十分あり得るので、決して手を出してはいけません。また、すでに運用歴の長いドメインが中古で売りに出されていることもありますが、前の保有者がペナルティを受けるようなサイト運営をしていた可能性もあります。

ドメインパワーをつければ確かに検索順位は上がりますが、サイトを運営する最終的な目的は検索順位を上げることではなく、サイトで何かしらの効果を得ることです。検索エンジンからの評価が上がっても、本来のターゲット層からのアクセスや評価が上がらなければ意味がありません。テーマと関連性の薄いコンテンツや、中身の薄いコンテンツ、他サイトの記事と類似しているコピーコンテンツなどを追加すると、全体の評価を落としてしまうこともあり得ます。常にユーザー視点でサイトを運営するようにしてください。

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