Googleアナリティクス、SEOのためにはここを見るべし!!

 2019.09.05  LeadPlus

コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングを実践しているとSEOの効果はどうなっているんだろうと日々気になります。市販のランキングチェックツールなどを用いて確認している方も多いのではないでしょうか?

そしてGoogleアナリティクスを使っているユーザーであれば、そのページのビュー数やソースをチェックして、そのSEO効果を確認していることでしょう。しかし、ビュー数やソースだけではSEOの効果の確認は不完全です。今回はGoogle アナリティクスでSEOの効果を検証する方法についてご紹介いたします。

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SEOのために見るべき基本レポート

ご存知の通りGoogleアナリティクスは「何を探るか」で見方が大きく変わってきます。自由度が高すぎて、意思を持って利用しないと使いきれないというのが正直なところでしょう。

何を探るかの代表的な項目として以下があります。

  • ユーザー体験
  • 集客の経路と効果
  • コンバージョンへの貢献
  • SEO検証

そして、意外と「SEOのためにGoogleアナリティクスでどのレポート、データをどう見れば良いかわからない」という声を耳にします。

ぜひそうした疑問や悩みをお持ちの方は、以下を参考にしてください。

 

GoogleアナリティクスでSEOに大きく関係するレポートといえば、Search Consoleが真っ先に浮かぶ人もいるかもしれませんが、その前にGoogleアナリティクスの基本レポートの中から、SEOと特に関係するものをピックアップして紹介します。

1.集客>すべてのトラフィック

自然検索からの流入を把握するということで、まず確認すべきは集客の中にある、すべてのトラフィック内のレポートです。「チャネル」と「参照元/メディア」を押さえておけば、目的はほぼ達成できます。

チャネルレポートのOrganic Searchを見ることで、そのWebサイトへ自然検索からどれくらい流入しているかがつかめます。参照元/メディアは細かな内訳です。SEOのメインは当然google / organicになります。

Organic Searchにセカンダリディメンションで参照元/メディアを表示しても、内訳の表示ができます。

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Organic Searchの内訳を見るとわかりますが、GoogleとYahoo以外にもbaiduやbingからの自然検索が含まれています。日本だとドコモの検索も見られます。しかしこれらは割合としてはわずかなので、気にする必要はありません。厳密にGoogleとYahooからの自然検索だけで集計したい、という場合にはGoogleとYahooからのセッションでセグメントを作るといいでしょう。

2.行動>ランディングページ

GoogleアナリティクスでSEOについて確認、分析をしていくのに欠かせないのは行動レポートです。

入口となったページを見るということでは、ランディングページレポートが役に立ちます。

ここでもセカンダリディメンション、あるいはセグメントを使って自然検索からの流入に絞って見ていきます。

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ここではセカンダリディメンションに参照元/メディアを使い、GoogleとYahooの自然検索で絞り込みました。アドバイスフィルタの標準機能では「または(or)」はできないので、正規表現を使います。GoogleまたはYahooの自然検索の場合だと、「google / organic|yahoo / organic」という記述をすれば絞り込めます。

大きなくくりで見たい場合には、チャネルをセカンダリディメンションに設定すれば良いでしょう。

ランディングページレポートは、後でふれるSearch Consoleでも見ることができます。ただしこれはGoogle検索からの流入だけの数値になります。全体のランディングページレポートでは、GoogleとYahoo(あるいはその他の自然検索も含んだデータ)を見ることができます。

現在は自然検索の7~8割近くはGoogleからだと思いますが、サイト全体の自然検索流入を見るという意味ではこのレポートも使えるようにしておくのがいいでしょう。

3.行動>サイトの速度

実際のページ改善に大いに役立つという意味で、行動の中のサイトの速度レポートは欠かせません。サイト全体の読み込み時間の平均と比較した各ページの読み込み時間が、グラフ形式で表示されます。

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検索はページ単位なので、検索流入を狙っているページが赤くなっている(つまり読み込み時間が平均より遅い)場合には、改善が必要です。

こちらについてはデバイスカテゴリをセカンダリディメンションに設定して、デバイスごとの差異を確認してみるのもいいでしょう。

速度についての提案レポートには解決のヒントが掲載されていますので、こちらを解決の糸口にします。多く出るメッセージとして画像が最適化されていない、不要なファイルがあるといったものが挙げられます。

ページ速度はフロントエンドだけで解決しないことも多いので、エンジニアとの連携も必要になります。Webサイトによっては動的な生成ページが多く、画像の最適化をエンジニア側で改善してもらわないといけないケースも多くあるでしょう。

またページ速度の概要レポートには、「サーバーの平均接続時間」「サーバーの平均応答時間」など、バックエンドで調査や対応をしてもらわないといけない数値もレポート上に表示されます。

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これらに時間がかかっている場合には、情報をまとめてエンジニアに相談するようにしましょう。SEOで多く言われているように、Googleはページの読み込みスピードを重視しています。実際にユーザー側に立って読み込みが遅いページにアクセスすると、待ってまで見たいとは思いません。また再訪したい気持ちにもならないでしょう。

記事単位でページの読み込みが平均より大きく劣っている、というケースにもよく出くわします。これは更新者や方法が人任せになっていて、記事によりサイズの大きな画像が使われているといった原因が目立ちます。解消するためには記事の制作、更新ガイドラインも必要です。

連携したSearch Console

Google Search ConsoleをGoogleアナリティクスに連携することは、ほぼ必須となっています。連携することで集客内のSearch Consoleが有効になり、4つのレポートにデータが入ってきます。

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しかしSearch Consoleを連携させて、それをどうSEOの確認や分析に生かしていけば良いかわからない方は多いようです。

実際にSearch Console内のレポートに表示されるのと情報はほぼ同じなので、Search Consoleを開かなくてもデータが見れる程度にしか捉えられていないようです。

もっとも気になるレポートは、「検索クエリレポート」でしょう。Googleで自然検索されたキーワードのクリック数、表示回数、クリック率、平均掲載順位のレポートが表示されます。

しかし指標として気になるコンバージョンなどは出ませんし、この検索クエリを別のレポートのセカンダリディメンション、あるいはセグメントに活用することもできません。ですからこのレポートを見るだけではSEO的な分析が案外できない、というのが実情です。

Search Consoleレポートを使ったSEO分析の対応例

Search Consoleレポートを使ったSEOの分析について、実際の対応例を紹介しましょう。

あるサイトで自然検索からのコンバージョン率が非常に悪い、ということがありました。検索クエリレポートではコンバージョンが追えないのでSearch Consoleのランディングページレポートを見ていたところ、Google検索で流入するはずがないページが上位にきていました。

そこでそのページの内容から検索されそうなキーワードを類推、実際にGoogleで検索したところ、思いがけずそのページが上位表示されていました。

表示はされ流入はするものの、ユーザーの意図とは違うのでコンバージョンは取れないということが明白になりました。SEOではこのように狙っていないキーワードで検索順位だけがあがり、コンバージョンはまったく取れないというケースも多くあります。

この例のようにランディングページレポートからキーワードを類推する、という仮説力、実際の検証というのも必要です。

ユーザーの動きを見る

最後に紹介したいのが、オーディエンスの概要レポートです。ここにはコンバージョンを除く、主要指標の値がまとまっています。

SEOの検証では「ユーザーあたりのセッション数」「ページ/セッション」「平均セッション時間」「直帰率」というところに着目しましょう。

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昨今のSEOでは「ユーザーの行動も見られているのではないか」とされ、具体的な指標として直帰率や滞在時間が気にされています。その重要度は不明ではありますが、Googleがこうしたデータを含め検索順位を決めているのは、ほぼ間違いありません。

ですからこの概要レポートで大まかな傾向をつかむというのは、必要になります。

数値だけで一概に良い悪いはいえませんが、やはり直帰率が80%以上といったサイトだと、検索エンジンの評価も芳しくないのではと考えられます。

ユーザーあたりのセッション数やページ/セッション、平均セッション時間といったところも、エンゲージメントを測るうえで重要です。

全体的なエンゲージメントがつかめてきたら、ページ単位でのユーザー行動も分析していくといいでしょう。

概要レポートに出るのは全体的な数値なので、行動内のページレポートから問題があるページを特定するようにします。たとえばコンテンツマーケティングをおこなっているサイトだと、一部の記事ページが多く見られかつ直帰率が高い、ということがあります。これはGoogleの検索順位が高いので流入が多いということですが、ユーザーの満足度は高くないので継続的な効果は見込めません。コンテンツ戦略の見直し自体が必要になります。

ページレポートも具体的なキーワードとの紐づけはできませんが、ページ内容を見て実際に検索もしてみることで、流入ワードの特定はできるはずです。

まとめ

集客カテゴリやSearch ConsoleだけがSEOに使えるレポートではない、というのを感じていただけたのではないでしょうか。特に昨今のGoogleはユーザーの動きを検索順位の決定に取り入れているので、Googleアナリティクスでユーザー行動を追うのは非常に有効です。

Googleアナリティクス360を活用してBigQueryを使いユーザー行動を深掘りしている企業が増えてきていることも頷けます。ただしBigQueryや360がなくても、今回紹介したようにGoogleアナリティクス内のレポートからだけで多くのユーザー行動は追えます。ここからSEOに関する課題やヒントを得て、対策していくようにしましょう。

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