人材を引きつける採用サイトとは?コツを押さえた作り方を解説

 2021.05.31  LeadPlus

採用を行うにあたり、自社の採用サイトを持つのは非常に有効です。多くの求職者の目に触れ、求める人材とマッチングしやすくなるでしょう。外部に委託して求人を行う企業も多いですが、採用サイトをうまく活用することで、有能な人材に出会える可能性が広がります。本記では、人材を引きつける採用サイトを制作するためのコツについて紹介します。

人材を引きつける採用サイトとは?コツを押さえた作り方を解説

採用サイトとは?

採用サイトとは、自社や自社の業種を検討している人々に向けて、採用に特化した情報を発信する専用のウェブサイトです。

ほとんどの企業が、企業サイトで事業内容や概要を掲載していますが、これらの情報は求職者だけでなく、取引先や一般カスタマー向けのものがほとんどです。

きちんとした採用サイトを制作して発信することで、採用にかかわる情報やメッセージを、求職者にフォーカスして届けられます。

採用サイトが必要な理由

求職者が企業に関する情報収集をどのように行うか聞かれたときに、約70%が採用サイトをチェックするというデータもあります。
(参考URL:https://partners.en-japan.com/special/180613/

採用サイトを使えば、自社のビジョンを求職者に共有したり、求めている人材を明確に伝えたりできるのです。

こうした採用ブランディングがうまくいけば、求める人材も集まりやすいでしょう。外部の求人サイトに採用情報の掲載を任せている企業も多いですが、外部サイトでは載せられる情報に上限があります。自社の作成したウェブサイトには、制限なく豊富な情報を掲載できるのもメリットです。

採用サイトはどうやって作る?3つの作り方

採用サイトの制作の仕方は、大きく3つあります。求人に割ける人員やコストによって、選択肢は変わってきます。以下では詳しく解説していきます。

社内で制作する

社内で作る場合、サイトに掲載したい内容やイメージを明確にして制作ができ、外注するコストも省けます。状況に応じて情報を更新したり、ウェブサイトをメンテナンスしたりする必要があるので、対応できる人員と時間を確保することが重要です。

外部に委託する

社内で作成するのが難しい場合には、外部に委託するのも選択肢のひとつです。ただし委託先に任せきりにして、何も伝わらないような内容では意味がありません。載せたい情報や方向性を、委託先とのあいだでしっかりと共有しましょう。

採用管理システムを導入する

時間や手間を掛けず、早めにウェブサイトを作りたい場合は、採用管理システムを利用するのもひとつの手です。簡単な操作でサイトの制作から応募者の管理までを、ひとつのプラットフォーム上で行えるのが魅力です。

採用サイト制作の具体的な手順とは?

制作の前に、すべきことを確認して準備に取り掛かることが大切です。社内でしっかりと相談が必要なことに関して、以下では具体的な手順を含めてそれぞれ紹介します。

①目的や役割の決定

採用サイトに求める目的や役割は、企業ごとに異なります。できるだけ多くの人の目に留まり、エントリーしてもらいたいのか、応募を検討する人材を選別できるサイトにするのか、など事前に必ず明確にしておきましょう。

②ターゲットの決定

採用サイトのメリットは、応募する人数をただ増やすのではなく、自社にマッチした人材に応募してもらう機会を増やすことです。そのためどんな人材に入社してもらいたいのか、ターゲットを決めておくことが重要です。

③情報の整理・選別

自社サイトには上限なく情報を掲載できます。しかしまとまりなく情報を載せるだけでは、サイトを訪れた人の目に重要な情報が残りません。

求職者が知りたい情報は何なのか、整理・選別をしっかり行いましょう。株式会社リクルートキャリアが公開している「就職白書」では、就活中の学生が求める情報の統計を出しています。こうしたものを参考にしてみるのもよいでしょう。
(参考:「就職白書2018」)

④サイト構成の決定

掲載する情報が決まったら、サイトの構成を決めていきましょう。サイトのレイアウトを決める設計図をワイヤーフレームと言います。これを使い、どこにどの情報を載せるのか決め、構成を作ってみてください。サイトマップも作成し、ひと目で掲載されている情報がまとまっていると、より分かりやすくなるでしょう。

⑤デザインの決定

デザインの選択肢は多岐にわたるので、他社のサイトを参考にしてみてもよいでしょう。ワイヤーフレームやサイトマップをもとに、シンプルで分かりやすく見せることが大切です。

⑥サイトの構築

デザインが決まったら、それをもとにサイトを構築します。最近ではパソコンだけでなく、スマートフォンからサイトを見る人も増えています。どのデバイスから見ても、最適な表示になるようなレスポンシブ設定の対応も忘れずに行いましょう。

⑦サイトのテスト・公開

構築が完了したら、テストを行って問題がないかをチェックします。情報が途切れていないか、エントリーページはきちんと起動しているか、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからでもきちんと表示できているかなど、確認しましょう。問題がなければ、公開に移ります。

採用サイトに掲載すべき情報

訪れた求職者が、知りたかった情報を得られたと感じる採用サイトにするために、最低でも以下の情報は掲載しておきましょう。

・会社概要/事業内容

企業サイトに載せている情報と重複していても構いません。どのようなビジネスをしていて、今後どのような展望を描いているのかなど、詳しく載せましょう。

・募集要項

募集要項は、エントリーを検討する人々が最も気にする情報のひとつです。情報が不十分だったり、曖昧だったりすると、求職者がエントリーを躊躇してしまうでしょう。
雇用形態、給与・賞与、勤務地など、できるだけ詳細に載せることが大切です。

・福利厚生

意外と気にする人が多いのが福利厚生です。魅力的な福利厚生があると、他社と差がつくのでしっかり掲載しましょう。

・選考フロー

適性検査の有無や面接の回数、内定までのスケジュールを記載しておきましょう。準備が必要な書類などがあれば、それも載せてください。具体的なスケジュールを提示することで、求職者も準備をしやすくなります。

・代表メッセージ/インタビュー

企業の代表が自社のビジネスをどのように考え、どのようなビジョンを持っているのか、自分の言葉で訴えかけることは求職者にとって非常に参考となる部分です。

・社員メッセージ/インタビュー

社員に自分の仕事や体験を語ってもらうと、求職者が入社後のビジョンを描きやすくなります。
インタビュー形式にして、社員の人柄のイメージできるような構成にすると、親近感もわくでしょう。

・キャリアパス

意欲的な求職者は、入社後にどのようなキャリアアップが図れるかを気にしています。参考になるキャリアパスを掲載しましょう。社員の実際のキャリアパスを載せれば、求職者側もより具体的なイメージを持ちやすいでしょう。

・よくある質問

過去の採用経験などをもとに、求職者の参考になるようなものをまとめておくと、情報が充実したサイトに仕上がります。すでにある情報を補完するような内容を掲載しましょう。

ただし、たくさん情報を載せたいあまり、サイト内のページが増えすぎてしまうとかえって見づらくなってしまいます。まとめられる項目は1ページにまとめておくと、見やすいでしょう。

採用サイト制作において押さえておくべきコツ

ここまでは、採用サイトに載せる情報を整理しました。次に、サイト制作において押さえておくべきコツを紹介します。

ターゲットに合ったデザインにする

まず、自社で働いてほしい人材の人物像を、今一度確認してみましょう。その上で、探しているターゲットに合ったデザインを選ぶことが重要です。業種や職種はもちろん、求める年齢層や性別の人材に響くものでなくては、サイト制作自体が無駄になってしまいます。

女性が多い業種なら、女性に好まれるデザインを選ぶとより効果的です。社風や事業の雰囲気に合ったデザインを作成してみてください。参考程度に、同業他社のサイトを見てみるのもよいでしょう。

利用しやすいサイトにする

情報が豊富かつ明確であることと同じく、サイトの利用のしやすさは非常に大切です。

求職者は就職活動の中で、多数のウェブサイトを訪れています。必要な情報がすべて揃っていて、見やすいサイトは、求職者にも魅力的に映ります。応募フォームへのアクセスがスムーズであるなど、サイト内の導線もきちんと整えておくと、さらに好印象です。

情報をオープンにする

自社に関する情報は、できるだけオープンにするよう心掛けましょう。
給与や待遇、入社後の勤務地、キャリアプランなど、求職者が応募に当たって気にすることはたくさんあります。曖昧な情報ばかりでは敬遠されてしまいます。

実際に働いている社員の声を載せたり、仕事の様子を公開したりするのもよいでしょう。画像だけでなく、動画を使うのもひとつの手です。

具体的な情報をきちんと載せ、入社後のキャリアイメージを持ってもらうことは、企業への期待を高め、優れた人材に応募してもらうことへと繋がります。

サイトにアクセスする経路を増やす

その企業のことを事前に知っていたり、最初から志望していたりする場合、求職者は自ずと採用サイトにたどり着きます。しかしこれでは限られた人しかサイトを訪れてくれません。

今はまだ志望していなくても、その企業に合った適正や経験を持つ人材に届くよう、採用サイトまでの経路を増やしておくことも大切です。

たとえば多くの人が求人サイトを使っていることを利用し、求人サイトに載せる情報を充実させるのもよいでしょう。そこからもっと情報を得たいと思った人に、自社の採用サイトへ訪れてもらう流れを作るのも効果的です。

エントリー数にこだわらない

せっかく採用サイトを作ったのだから、エントリー数も増えてほしいという気持ちになるかもしれません。しかしあれもこれもと情報を載せると、散漫な印象になってしまい、求める人材をしぼれません。重要なのは応募者を増やすよりも、自社に最適な人材に応募してもらうことです。

エントリー数に捉われず、企業にも求職者にも満足度の高い採用サイトを目指していきましょう。

まとめ

企業に合った人材は、企業ごとに異なります。優秀な人材であっても、その技術や適性を、採用された企業で活かせるとも限りません。また企業が求める人材だったとしても、求職者が描く人生設計とマッチしなければ、入社して長く勤めてもらうことは難しいでしょう。

採用サイトは、求人する側と応募する側とのニーズの溝を埋める手助けをしてくれます。有意義な採用につながるサイトとなるよう、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

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