ハッシュタグのつけ方、使い方とその実例

 2016.01.23  LeadPlus

前回の記事「ソーシャルメディアでハッシュタグを使うべき理由」ではソーシャルメディアのユーザーはハッシュタグを使い検索を行っているということをお話しました。そしてソーシャルメディアマーケティングにおけるハッシュタグの重要性もお伝えしました。今回は、ソーシャルメディアマーケティングを実践する上で知っておきたいハッシュタグのつけ方や使い方に関して、実例を交えながらご紹介します。

ハッシュタグはURLと同じ扱い

アメリカに行くとわかりますが、やたらとハッシュタグをアピールした広告が目につくようになっています。以前は広告にURLを記述したり、続きはWebでという感じで検索キーワードを入力させるような表示が多く見られましたが、多くの企業がソーシャルの力を感じて、今ではハッシュタグをアピールするようになっています。

ハッシュタグを使った広告

例えばこちらの画像は、バーガーキングのテレビCMで放映されているキャンペーンで#SATISFRIEDというハッシュタグをアピールしています。

もはやアメリカでは、ハッシュタグがURLと同じような扱いになっているということなのでしょう。

それを証明するようなデータがソーシャルハブツールの老舗である#tagboard(タグボード)社が公開しています。

ハッシュタグに関する統計情報
出典:#tagboard

このデータでは米国の国民的スポーツイベントSuper Bowlに出稿されたブランド広告の掲載数でハッシュタグは2012年には7%程度であったのに対して、2014年にはハッシュタグが58%とURLを上回ったことが報告されています。

ハッシュタグを含む投稿により、同じ関心事を持つ人であれば簡単に検索され共有されやすくなります。つまり正しいハッシュタグを使うことで、潜在的なユーザーに投稿のリーチを広げ拡散できるようになります。

ご存知のとおりハッシュダグは、#のあとにキーワードを追加するだけで簡単にできてしまいます。投稿する記事内であれば、特に決まりはないため どこにでもハッシュタグを挿入することが可能です。

それではどのように正しいハッシュタグを選定すれば良いのでしょうか。キーワードの選定次第でその効果は大きな差がつきます。

ハッシュタグを使う際の最低限のルール

キーワードの選定は、企業や個人に委ねられますが一般的なルールとして以下のことは守る必要があるでしょう。

  • 投稿と関連性のあるタグを使う
  • ハッシュタグを多用しすぎたりしない
  • 長すぎるハッシュタグを使用しない

例えば国民的なアイドルグループであるSMAPが解散するのではないかという報道があった時には #smapや#smap解散 などのハッシュタグがソーシャル上で飛び交いました。このハッシュタグを用いた投稿は拡散が拡散を呼び一時的にTwitterが停止するまでになりました。その時に便乗して企業の宣伝を#smapを用いて投稿すれば閲覧される確率は高くなりますがヒンシュクを買うことは間違いないでしょう。ビジネスにおいては常に関連性のあるタグを使うことが重要です。また、ハッシュタグの数は数多くの研究がなされていますがTwitterであれば1〜3個くらい、Instagram であれば5つくらいまでというのが妥当であるという報告がされています。

ハッシュタグの種類とその使い方

ハッシュタグには、大きく3種類あると言われています。

  1. 「ブランド/キャンペーン」タグ
  2. 「トレンド」タグ
  3. 「コンテンツ」タグ

それぞれをご紹介します。

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ブランド/キャンペーンタグ

ブランド/キャンペーンタグとは何か、なぜ必要なのかをまずはご紹介しましょう。このタグは企業のために作成するハッシュタグのことです。自社の製品やサービスなどのブランディングやキャンペーンのために使います。このハッシュタグは、一般的には会社名や製品名、サービス名、キャッチフレーズなどで構成され、これらはブランドハッシュタグと呼ばれたります。企業によってはメールのフッターにブランドハッシュタグを記述している方もいらっしゃいます。また、販促プロモーションのために作成する独自のハッシュタグであるキャンペーンハッシュタグなどもあります。先ほどご紹介したバーガーキングなどは、販売促進をするために独自に作成しているキャンペーンハッシュタグにあたります。

企業は、会社名や知ってほしいキャッチコピーなどをハッシュタグとして使用すると良いでしょう。そこで作成したハッシュタグを中心的なタグとして、いつでも使うようにします。

ブランドハッシュタグの実例

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ブランドハッシュタグの例をご紹介します。例えば美味しいチョコレートで有名なキットカットでは、#HaveABreakというハッシュタグをTwitterやGoogle+などで統一して使いコミュニティとのエンゲージメントを行っています。消費者はこのブランドハッシュタグのことをソーシャルや広告などから知り、キットカットのソーシャルコミュニティーと関わる際に使います。

Instagram上の#HaveABreak の例:

ソーシャルメディアマーケティングの例2

Twitterなどでも同様のハッシュハグを用いてユーザーとのコミュニケーションやメンションへの返信などユーザーとのコミュニケーションで活用しています。このように自社のビジネス特有のハッシュタグがブランドハッシュタグです。

キャンペーンハッシュタグの実例

次にキャンペーンハッシュタグをご紹介します。

キャンペーンハッシュタグは、企業が実施する販売促進キャンペーンの名前を使います。一般的には、このタグでは短期のコンテストで実施されキャンペーン特有のフレーズを用います。キャンペーンを実行する前に、そのタグが使われているかどうかをソーシャル上で確認をし、もしすでに使われているようであれば他のキャンペーンタグを検討します。

例えば、ニッカウヰスキーでは、Twitter上でアカウントフォローとハッシュハグ「#マッサンとリタ」をつけた投稿でブラックニッカ リッチブレンドが100名に当たるキャンペーンを実施しました。このようなキャンペーンを通じて自社ブランドの拡散による認知度向上に加えてフォロワーを増やすことにも成功しています。

ソーシャルメディアマーケティングの実例

このようにブランド/キャンペーンハッシュタグは、独自性のあるものにし一貫してすべてのソーシャルで用いることが重要です。また、ソーシャル上でコンテストやプロモーションを行う毎にキャンペーンハッシュタグを用意し、交流を増やして認知度を高めます。その際にはユーザーが覚えやすい(一般的には短い)ハッシュタグを選定して、ブランド、キャンペーンタグをモニタリングし反響があった場合にはレスポンスしてあげましょう。

トレンドハッシュタグ

次にトレンドハッシュタグに関してご紹介します。トレンドハッシュタグとは、人気が上昇している(今、流行っている)ハッシュタグのことです。大抵の場合、流行っているものや話題になっているトレンドのハッシュタグがソーシャル上には存在しています。このトレンドハッシュタグは、リアルタイムに変化しているという特徴があります。つまりトップ10入りしたトレンドハッシュタグは10分後には他のものに変わっていたりします。

皆さんのビジネスに関係のあるトレンドを見つけた場合には、そのタグを使って投稿すると良いでしょう。アップデート情報をこのタグと併用することで、あなたの投稿が拡散される可能性が高まります。アップデートした内容がファンやフォロワー以外の方にも見てもらえるかもしれないのです。

ただし、このトレンドハッシュタグを乱用するのは辞めたほうが良いでしょう。もちろん関係ある内容であれば問題ありませんが、やたらトレンドのタグを羅列して投稿する (特に自分のビジネスと関係無い時) とマナーが悪いと思われてしまうでしょう。トレンドをスパミングすることでTwitterのアカウントが停止されることもあります。

トレンドハッシュタグの見つけ方

TwitterやGoogle+などでトレンドトピックスを閲覧することが可能です。Twitterの場合には、PC上でログイン後にフィードの左側にあります。トレンドは地理的な位置などで変えて見ることも可能です。

Twitterのトレンド

Google+のトレンドはWhat’s Hotのセクションにあります。他にもいろいろとトレンドを確認するサイトやツールは複数存在するので確認してみてはいかがでしょうか。

  • Hashtags.org – 流行トレンド、すたれ気味なトレンドソーシャル上の自身のブランドの数値評価も確認できます。
  • Statigram -  Instagramのハッシュタグのトレンドを検索でき、検索したハッシュタグのワードに関して候補がいくつか出てくるので、その中から一番ポピュラーなタグを選択できます。
  • Trendsmap -  こちらのサイトでは地理的なハッシュタグのトレンドをビジュアルマップで見ることができます。自身のエリアで何がトレンドになっているかを素早く見ることができる素晴らしいツールです。

それ以外にも日本国内で提供されている「ついっぷるトレンド」や「hashtags jp」などが有名です。

トレンドハッシュタグの使い方

上記のサイトを使ってトレンドのタグをモニタリングしましょう。ビジネスに関連するトレンディング・トピックを見つけたら、コンテンツをアップデートする際にそのハッシュタグも入れてみます。

(筆者がお菓子好きとばれてしまうかもしれませんが)例えばオレオでは、リアルタイムにトレンドをつかんだソーシャルメディアマーケティングを行っていることで有名です。かなり早い段階から#superbowlなどのハッシュタグを使ったりしています。以下は、英国ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻のロイヤルベビー誕生の際のオレオの投稿です。このツイートは#royalbaby でその後多くの反響がありました。

 

素早くトレンドハッシュタグを使ってコンテンツやブランドの露出を増やしましょう。オレオの事例は非常に高度ではありますが、ある程度予測可能な事象に関しては準備してタイミング良くツイートすることで大きな反響を得ることも可能になります。

コンテンツハッシュタグ

最後にコンテンツハッシュタグに関してご紹介します。

コンテンツハッシュタグとは皆さんの投稿で使うハッシュタグです。これには製品名やサービス名が付いていません。そして必ずしもトレンドであったり人気の高いものでもありません。単に投稿した内容に関連する一般的なハッシュタグです。

コンテンツハッシュタグは、あなたの投稿をそのタグに興味のあるユーザーに見つけてもらうことに貢献します。例えば以下のように使います。インバウンドマーケティングを支援する会社である弊社では以下のような投稿になります。

“私たちリードプラスは #インバウンドマーケティング を支援する会社です”

このコンテンツハッシュタグのカテゴリーには以下のようなものがあります。

  • 商品ハッシュタグ
  • ライフスタイルハッシュタグ
  • イベントハッシュタグ
  • ロケーションハッシュタグ

商品ハッシュタグ

一般的な商品名のタグを人は検索します。そして使うこともするでしょう。商品を投稿する際、お客様の立場になって考えましょう。あなたの商品とマーケットの両者をつなぐようなハッシュタグを使用しましょう。

例えばあなたがコーヒーショップを経営していて ラテアートに自身があるのであれば #ラテアート というハッシュタグを使って最高の作品写真を投稿すると良いでしょう。以下はInstagram上の#ラテアートのフィードです。

ソーシャルメディアマーケティングの例5

ライフスタイルハッシュタグ

人は自分と同じようなライフスタイルを送っている人とつながりたいものです。ターゲットペルソナのライフスタイルや趣味について考え、それからよく使われているハッシュタグを探し出し利用しましょう。

イベントハッシュタグ

イベント専用のハッシュタグを自身の投稿に含めます。イベントは地元コミュニティーのバザーでも世界的なイベントでも構いません。もちろん自身が主催するオンラインセミナーでも構いません。あなたが展示会などに出展する場合、イベントハッシュタグを投稿に含めることでそのイベントに興味があったり参加したりする人の目につきやすくなるでしょう。

ロケーションハッシュタグ

地元密着型のビジネスをされている場合、地元のお客様とつながる必要があります。特定の地域に絞ったハッシュタグを使って、あなたの街での認知度を上げるようにすると良いでしょう。大企業などで全国展開している場合でもこのロケーションハッシュタグを使うこともあります。例えばBP Alaskaは、Twitterで #Fairbanks というハッシュタグでアラスカ州フェアバンクスの人々とつながっています。

コンテンツハッシュタグのポイント

このコンテンツハッシュタグは、フォロワーや競合他社、関係者がどのようなハッシュタグを使っているかを調べ、共通するハッシュタグをつけると良いかもしれません。そして、関連するハッシュタグを使っている人と交流しましょう。TwitterのリツイートやFacebookのいいね!、Instagramにコメントを残すなどを忘れてはいけません。積極的に交流することで自社の製品やサービスのファンになってもらいましょう。

まとめ

ハッシュタグをマーケティングに活用することでより多くのファンや見込み客の拡大につながります。せっかくソーシャルメディアという繋がる媒体を活用しているのですから、よりつながりやすくするためのハッシュタグを活用するほうが良いということです。ぜひ、ハッシュタグを有効活用してビジネスの拡大にお役立てくださいませ。

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