HubSpot Marketing HubとSalesforce Pardotを比較|料金や機能の違いは?

 2021.03.30  LeadPlus

近年、MAツールの導入が急激に進んでいます。MAの導入により、リードの獲得・育成・選別などのマーケティング活動を効率化・自動化することが可能です。当記事ではMAツールの中でも特に注目度が高い、HubSpot Marketing HubとSalesforce Pardotの機能や料金を比較し、選び方のコツを紹介します。

HubSpot Marketing HubとSalesforce Pardotを比較|料金や機能の違いは?

HubSpot Marketing Hubとは

HubSpot Marketing Hubは、アメリカにあるHubSpot社が提供しているMA(マーケティングオートメーション)ツールです。世界120か国以上で約10万社が利用しており、2020年のマーケティング用ソフトウェアの顧客満足度調査で第1位を獲得しています。

Marketing Hubの大きな特徴は、マーケティングに必要なデータとツールが一元的に管理できる点です。インバウンドマーケティングキャンペーンの作成・管理から、パーソナライズされた方法でのリードへの転換促進、評価のためのマーケティングレポートまで多くの機能が一つのプラットフォームに集約しています。

シンプルで使いやすいだけでなく、情報を共有しやすいという点でも優れているため、チーム全体でのマーケティングアプローチにも活用できます。

Salesforce Pardotとは

Salesforce Pardotは、アメリカにあるSalesforce.com.Inc(米)が提供するMAツールです。Salesforceと一体型のマーケティングオートメーションツールで、クラウドベースで提供されるサービスとなっています。

Pardotの大きな特徴は、リードへの追客です。リードの情報やデータを取得して、一人ひとりに最適なコンテンツを配信できます。連絡したタイミングやメール開封の時間を自動で判別して、コンテンツ配信の時間もコントロールできるため、企業それぞれが持つ顧客に対して独自のアプローチができ、それを自動化することもできます。

また、Salesforceの他の機能と連携することによって、別のツールで取得したデータを利用してマーケテイングへ利用することも可能です。

最適なMAツールを選ぶためのチェックリスト

自社にとって最適なMAツールを選択するために、確認しておきたい事項を解説していきます。

必要な機能はあるか

HubSpotとSalesforceは、互いに多くの企業で利用されているMAツールです。さまざまな機能が利用できるため、幅広い企業で活用できるでしょう。しかし、便利なツールであっても、互いに利点は異なります。細かい機能の違いもあるので、自社に合った機能が付属しているか、しっかりと確認する必要があるのです。

この部分の確認を怠ると、思ったほど効果を得られずにコストだけがかかってしまうことになります。そのようなことにならないためにも、現在マーケティングにおいて抱える課題を抽出して、解決するための機能が付属しているかを確かめておきましょう。

ここからは、一般的にMAツールに必要とされる機能についての比較を見ていきます。

購買意欲を高める機能

購買意欲を高める機能は、MAツールにはかかせないものです。MAツールでは、まず見込み客となる可能性を判定するためにスコアリングを行います。スコアリングとは、メール送信や資料ダウンロードなど、顧客が取る動作を点数化して評価するものです。

たとえば、「メールフォームを利用した場合に1点」「資料ダウンロードで10点」などの加点を行った場合、点数が高いほど、自社への関心が高く購買意欲があることになります。この評価を元に、見込みの高さを判定することで的確なマーケティングが可能となるのです。

スコアリング機能は両方のツールに搭載されており、さらにHubSpotには、ワークフロー機能というマーケティング自動化機能がついています。これは顧客が取った動作をトリガーにして、決まった動作をさせるという機能です。この機能を活用すれば、顧客のフォーム送信をトリガーに設定して、自動でお礼メールを返すなど、購買意欲を向上させるためのアクションを自由に自動化できます。

一方、Pardotには、購入率の高いリードを判定して営業にアラートを送る機能があります。また、リードをトラッキングして、顧客に合わせたキャンペーンを作成することも可能です。

リード獲得に役立つ機能

リード獲得のための機能は、両方のサービスで兼ね備えています。HubSpotの場合、「ブログの作成、ソーシャルメディアの管理、広告のトラッキング、動画のホスティング」などが利用できます。さらにSEO効果を高める機能やウェブサイトの訪問者とウェブチャットでのやりとりも可能です。これらを活用すれば、リード獲得に必要なマーケティング戦略がさまざまに練られます。

また、Pardotでも「ランディングページ・入力フォームの作成、Google AdWordsの連動によるリードのトラッキング」が可能です。SEOの管理やソーシャルメディアへの公開もできるので、HubSpotと同様にリード獲得に利用できる機能が豊富に搭載されています。

収益の貢献度をみえる化する機能

収益をみえる化するには、充実したレポート機能が必要です。HubSpotでは、マーケティングによる効果を測定するために、カスタマージャーニーのコンバージョンの過程を細かく見ることができます。さらに自社が立てたウェブサイトの中で訪問者の多いものや、コンバージョンに至るまでの導線を確認することが可能です。これらの情報を分析すれば、貢献度の高いチャネルに注力できます。

一方Pardotでは、有料のアドオンを追加することで、獲得した案件ときっかけとなったキャンペーンを結びつけたレポートが確認できます。また、マーケティングと営業が連携できているのか把握するために、ライフサイクルレポート機能が活用可能です。これはプロスペクト数や商談数、速度のチャート、パイプラインファネルをまとめたもので、マーケティングと売上を合わせたレポートとなっています。

自社で使いこなすことはできるか

新しいソフトウェアやクラウドサービスを導入した場合、従業員が適切に使いこなせるかも重要視しなければいけません。操作が難しければ、そのぶん馴染むのにも時間がかかり、期待した効果が出るのも遅くなります。

特にこうしたツールで重要なのが、UIとサポート体制です。UIがわかりやすければ利用者も使いやすく、丁寧なサポート体制があれば困った時も問題をすぐに解決できます。

使いやすさ(操作性)

HubSpotは、前述している通り複数のデータが一つのプラットフォーム上で確認できる仕組みとなっています。そのため直感的にわかりやすく、シンプルで使いやすいと評判です。さらに操作性が一貫していて、顧客データ、レポート、および個々のツールはすべて同じように操作ができます。

一方、Pardotは、Salesforceによる買収を経て、Salesforceの製品ポートフォリオに加わったという経緯があります。そのため操作性が一貫していない部分があり、他のSalesforce製品と併用する場合は、なれるまで少し時間がかかるかもしれません。また、メンテナンスには、ある程度の技術が必要であるため経験豊富な従業員が必要です。

サポート体制

HubSpotのサポート体制は、プランに応じて利用方法が変わります。まずどのプランでも利用できるのが、ウェブチャットと学習のためのHubSpotアカデミーです。さらにProfessionalとEnterpriseプランでは、電話とEメールでのサポートが利用できます。

Pardotは24時間体制のサポートがありますが、利用するには契約価格の20%の追加料金が発生します。契約価格に応じて値段が変わるので、企業によって価格は変動する仕組みとなっています。

料金体系は適切か

料金体系は、サービスによって大きく異なります。担当者の数やユーザー数など、利用者によって料金が変動するものもあり、従業員の多い企業ではコストが大きくかさむこともあります。また、導入サポートを受ける場合にも料金がかかることがあるので、自社で導入するかサポートを依頼するのかも事前に確認しておきましょう。

導入費用

HubSpotとPardotの導入費用は、プランや導入方法によって料金が変わります。たとえば、Marketing Hubには4種類のプランがあり、利用するプランによって導入費用が下記のように変わります。

  • Free:無料
  • Starter:無料
  • Professional:360,000万円
  • Enterprise:720,000万円

FreeやStarterプランでは無料で導入できますが、ProfessionalとEnterpriseでは導入支援の費用として上記の値段がかかります。また、Pardotはどのプランでも導入費用は無料ですが、導入支援を利用する場合は5,000ドルの費用がかかります。その日のレートにもよりますが、105円換算の場合525,000円です。

月額費用

Marketing HubとPardotではそれぞれ以下の4つのプランがあり、選択するタイプで月額料金が変わります。

・Marketing Hub(マーケティングコンタクト数)
Free:無料
Starter:5,400円(1,000件)
Professional:96,000円(2,000件)
Enterprise:384,000円(10,000件)

・Pardot
Growth:150,000円
Plus:300,000円
Advanced:480,000円
Premium:1,800,000円

Marketing Hubは、上記の月額料金にマーケティングコンタクト数の超過量によって追加料金が発生します。たとえば、Starterでは1,000件まで利用できますが、それを超えるとさらに料金が発生する仕組みです。また、Pardotは上記の月額料金をベースに、その他の機能を付加した場合に以下のような追加料金がかかります。

  • Salesforce Engage:6,000円
  • エンゲージメント履歴ダッシュボード:36,000円
  • B2B Marketing Analytics Plus:4,320,000円
  • 24時間体制のオンライン、電話サポート:契約価格の20%
  • 米国内のサポート:5%

まとめ

Marketing HubとPardotは、使用できる機能に違いがありますが、それぞれに異なるメリットを持つMAツールです。企業によっても効果的なツールが変わるので、それぞれの特徴をしっかりと比較した上で最適なツールを選びましょう。

また、リードプラス株式会社は2年連続でHubSpot Best Partner in Japanに選定されており、これまで多くの企業のHubspot導入・運用をサポートしてきた正規販売代理店です。Hubspotの導入を考えている企業の方は、ぜひリードプラス株式会社へ依頼されてみてはいかがでしょうか。

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