マーケティングオートメーションのシェアトップ5の特徴を知ろう!

 2016.07.20  LeadPlus

昨年に続き2016年も話題を集めているマーケティングオートメーションは、なぜこんなにもニーズが高まっているのか?

  • 多様化したユーザーニーズに対しOne to Oneマーケティングを実現するため
  • 複雑化したタッチポイントを正確に捉え、ベストなタイミングでアプローチするため
  • リードナーチャリング(見込み客育成)で長期化するユーザーの購買行動を短縮するため

ざっと考えただけでもいくつかありますが、要は現代マーケティングが抱える課題を解決する糸口がマーケティングオートメーションだからです。しかし国内においてはまだまだマーケティングオートメーションに対する理解が乏しく、多くの企業が導入に躊躇したり見切り発車で失敗してしまっています。

また「そもそもマーケティングオートメーションにはどんな種類があるの?」と、各ツールについてしっかりと知識を付けたい方も多いでしょう。

そこで今回は、海外のマーケティングオートメーションシェア率トップ5をもとに、それぞれのツールの解説を行っていきたいと思います。

ちなみに2015年、海外のマーケティングオートメーションシェアトップ5は以下のようになっています。

  1. HubSpot(36.3%)
  2. Infusionsoft(24.3%)
  3. Marketo(11%)
  4. Pardot(8%)
  5. Oracle Marketing Cloud(7.8%)

※米国のマーケティングオートメーション比較サイトMarketing Automation Insiderから引用

それでは、それぞれの特徴について紹介していきましょう。

第1位:HubSpot

HubSpotは2006年、マサチューセッツ工科大学(MIT)で同学であったブライアン・ハリガン(CEO)とダーメッシュ・シャア(CTO)により設立。翌年12月に同ツールをリリースしました。 

ツールの特徴

HubSpotが現在シェアNo.1を獲得している理由は、現代マーケティングに欠かせないインバウンドマーケティングを具象化したツールであることが大きく起因しています。

通常のマーケティングオートメーションが持つ機能に加えブログ・LP(ランディングページ)作成するためのCMSや各種分析機能など、他のツールではカバーしきれない領域まで提供しているのが特徴ですね。

“ユーザーから自発的に見つけてもらう”というインバウンドマーケティングにおいて最も心強いツールと言えるでしょう。

国内でも多くのHubSpot事例が公開されているだけでなく、2016年9月には日本法人ができるのでますます勢いを増しそうです。

主な機能

  • ブログ作成
  • LP作成
  • ソーシャルメディア管理
  • SEO管理
  • CTA(Call to Action)作成・検証
  • リード管理
  • ペルソナ管理
  • メール配信
  • カレンダー
  • タスク
  • リードナーチャリング
  • リードスコアリング
  • シナリオ作成
  • アクセス解析
  • 各種分析
  • A/Bテスト
  • etc 

こんな企業におすすめ

HubSpotは既に国内参入しており、大手企業による導入も進んでいます。人材リソースの枯渇している中小企業にこそおすすめしたいツールです。

インバウンドマーケティングが求められているのは中小企業とて同じであり、効率的にリードを獲得するためには実施が欠かせません。しかし大手企業と違って人材リソースに余裕がないため、細部まで手が届かないのが現状です。

BtoBマーケティングお役立ち資料

そんな課題を解決してくれるのがHubSpotであり、マーケティングオートメーションの他に「統合マーケティングプラットフォーム」と呼ばれている所以がここにあります。

HubSpotについてまとめたEブックを作成いたしました。ご興味があれば合わせてご確認ください。

無料Eブック:HubSpotまるわかり完全ガイド

第2位:Infusionsoft

Infusionsoftは2001年にクレイト・マスク(CEO)とスコット・マーフィー(CFO)によって設立され、中小企業向けにCRMやSFAを中心にソリューションを提供するリーディングカンパニーです。 

ツールの特徴

Infusionsoftが提供しているマーケティングオートメーションは一般的な機能を備えたもので、真新しさというものはあまり感じられません。しかしシェアNo.2に食い込んでいるのはやはり同社が提供するCRMやSFAなどとの連携でしょう。

クラウドでCRM、SFA、マーケティングオートメーション、Eコマースといったツールをオールインワンで提供しているので、全てを導入したいという企業にとって魅力的です。

また、もともと中小企業向けソリューションを提供していたこともあり、中小企業目線でのシステム設計がうけているようです。

主な機能

  • キャンペーン管理
  • LP管理
  • アクセス解析
  • 分析・レポート作成
  • CRM
  • SFA
  • Eコマース

こんな企業におすすめ

Infusionsoftは日本語化されていないツールですが直感的な操作が可能です。しかし、国内には同ツールを提供する代理店がなくサポートも英語対応なので、ある程度の英語スキルは必要でしょう。

英語スキルがあり、CRMやSFAなどのツールに対するニーズがあればおすすめできます。

第3位:Marketo

2006年に元エピファニー社(1996年設立、マーケティングソフトウェア企業)の社員だったフィル・フェルナンデス(CEO)とジョン・ミラー、デビット・モランディによって設立されました。2014年4月に日本法人が立ち上がっています。

ツールの特徴

MarketoはHubSpot同様にインバウンドマーケティングに重要な各機能を備えた統合マーケティングプラットフォームで、急速にシェアを伸ばしています。特徴としてはその操作性であり、現場マーケターの効率化を考えてシステムが設計されている点です。

マーケターがその場で考案した施策をプログラマーなしで打ち出せるのは、PDCAサイクルを迅速化するメリットがあります。

ただしHubSpotのようなブログ・LP作成機能などはないので、どちらかというとマーケティングオートメーション色が強いでしょう。

また、日本語化されているので国内企業でも安心して導入することが可能です。

主な機能

  • ソーシャルメディア管理
  • リード管理
  • メール配信
  • カレンダー
  • タスク
  • リードナーチャリング
  • リードスコアリング
  • シナリオ作成
  • アクセス解析
  • 各種分析
  • 広告管理 

こんな企業におすすめ

HubSpotとの機能差を考えると分かりやすいのですが、Marketoには広告管理機能が備わっています。ですので、インバウンドマーケティングに加えリスティング広告やディスプレイ広告を運用している企業におすすめできます。

「マーケターだけでPDCAサイクルを回したい」といった企業にもメリットがあるでしょう。

第4位:Pardot

世界有数のCRMベンダーであるSalesforceが提供するマーケティングオートメーションです。 

ツールの特徴

PardotはBtoBに特化したマーケティングオートメーションで、Salesforceの得意領域であるCRMの影響を色濃く受け継いでいます。機能面も申し分なく、BtoBにおいて大いに力を発揮してくれるでしょう。

しかし気になるのは価格面であり、下位プランでも120,000円/月がかかるためコスト面でネックになるケースが多いようです。

海外でマーケティングオートメーションを導入している企業の多くは中小企業やスタートアップなので、この点を考慮するとシェアNo.4なのも頷けます。

主な機能

  • LP作成
  • ソーシャルメディア管理
  • リード管理
  • メール配信
  • カレンダー
  • タスク
  • リードナーチャリング
  • リードスコアリング
  • シナリオ作成
  • アクセス解析
  • 各種分析
  • A/Bテスト
  • 広告管理(Googleアドワーズ)
  • etc

こんな企業におすすめ

価格面の特徴から大手企業での導入が進んでいる同ツールは、やはり中堅以上の企業で導入メリットがあります。

また、Marketo同様にリスティング広告やディスプレイ広告を運用している企業におすすめです。(Googleアドワーズに限定されます。)

第5位:Oracle Marketing Cloud

2012年当時、マーケティングオートメーションの先駆け的存在であったEloquaを米Oracleが買収し「Oracle Eloqua」としてリリース。そして現在ではOracle Marketing Cloudとしてサービスを提供しています。

ツールの特徴

もともとデータベース領域で実績のあるOracleが買収したことで、Eloquaはパワーアップして市場のシェアを伸ばしました。

特徴としてはやはり、OracleだからこそできるDMP(Data Management Platform)との連携によるビッグデータ活用でしょう。企業内外に蓄積されていく膨大なデータをマーケティングに活用できるのはかなり強みではないかと思います。

シェアNo.5に留まっているのはSalesforceのPardot同様に、大手企業向けソリューションであることでしょう。システム設計や価格体系も少々複雑です。

主な機能

  • ソーシャルメディア管理
  • SEO管理
  • リード管理
  • ペルソナ管理
  • メール配信
  • カレンダー
  • タスク
  • リードナーチャリング
  • リードスコアリング
  • シナリオ作成
  • アクセス解析
  • 各種分析
  • A/Bテスト
  • etc 

こんな企業におすすめ

Pardot同様に中堅以上の企業におすすめです。また、多変量データをマーケティングに有効活用したい場合はメリットを最大限に引き出すことができるでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?今回は海外シェアトップ5のマーケティングオートメーションについて紹介してみましたが、やはりマーケティング先進国と言われている欧米のツールは魅力的なものが多いですね。

どのようなツールを使うにせよ、それを活かすのはマーケターの方々の熱心な姿勢にあると言っても過言ではありません。自分の目的にあった使いやすいツールを選ぶことを心がけるようにしましょう!

 

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