人間心理学に基づいてソーシャルメディアでシェアする動機を考える

 2017.12.22  LeadPlus

なぜ人は、ソーシャルメディアでシェアするのでしょうか?

コンテンツマーケティングを実践しているとシェアされるコンテンツ、されないコンテンツがあります。シェアされれば嬉しいですし、されなければ悲しいものですよね。

弊社のブログでも自然検索からの流入に加えて、ソーシャルメディアからの流入も馬鹿にならないほどの量に達しています。ソーシャルメディアから流入したユーザーが顧客化したケースもありますので最近はソーシャルメディアの重要性も強く実感しています。

現在、多くのユーザーは、検索エンジンを通して直接情報を得ることに加えて、ソーシャルメディア上に流れてきたコンテンツで、個人的に興味のある内容に何かしらのアクションを起こす傾向があります。

コンテンツマーケティングで、ユーザーからシェアされたいと思うのであれば、多くの人にシェアされる記事を書かなければなりません。

そのためには、なぜ人はシェアするのかという動機を知り、拡散されるコンテンツの特徴を知っておけば、ソーシャルメディアから多くのアクセスが得られるようになるでしょう。今回はそのシェアする動機やシェアされる記事に書き方についてご紹介します。

シェアする心理的理由について

まずは、人間がなぜソーシャルメディア上でシェアしてしまうのか、その理由についてご紹介します。

有益で価値ある情報だから

人間には、共感や感動した出来事を他人と共有したいという感情があります。

例えば、自分にとって非常にためになる情報をたまたまインターネットで見つけた時に、その情報をシェアしたくなった経験はないでしょうか?

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なぜこのようなことが起きるのかというと、自分にとって有益な情報は、他人にとっても有益なものだと考えて教えてあげたくなるからです。自身のソーシャルメディアで繋がっている人々は、確かに自分と同じ境遇の人々や近しい考え方の人が多いでしょうから他人にとっても有益な情報である可能性は高いものです。その有益な情報を共有することで人々のためになるのでシェアし、人と共有して心が満たされるのです。

つまり、価値ある情報や有益な情報が見つかると、その時の驚きや感動や幸せを分かち合うためにシェアしたいと考える心理的特性があるということです。

自分のことについて認めてほしい

人間の心の中には「自分を認めてほしい」という感情があります。「○○さんは本当にすごいですね。尊敬します」と言われて悪い気持ちを抱く人はいないでしょう。

自分のことを深く認知し、認めてほしいという感情をもつことは、人間が生まれたときから備わっている本能的感情です。聞き上手の人と話していると、ついつい自分ばかり話していたということはないでしょうか?自分の話を聞いてもらうことで、「マズローの欲求5段階説」の(承認欲求)が満たされるため、シェアという行動に出るということです。ちなみに、(承認欲求)は、(尊厳欲求)とも呼ばれていて、他者から尊敬されたい、認められたいという人間的な感情を表しています。

人間関係を広げ、コミュニケーションの幅を広げる

人間は、心の奥深くで誰かとつながっていたいという感情があります。人間関係というのは、一方的な方向性から成り立つものではありません。相互のコミュニケーションによって初めて人間関係は成り立ちます。そして、今は面識がなくても親密な関係が築ける機会があるなら、積極的に新しい人間関係をもちたいと多くの人は考えるため、関係性の維持を目的としてコンテンツのシェアという行動を起こすのです。「マズローの欲求5段階説」によれば、「社会的欲求(帰属欲求)」を表します。この感情は、自分が仲間と思えるような人が欲しくなったり、親和性の高いグループに参加したりすることで、心の中の社会的な不満や孤独感を打ち消そうとするものです。

自分が必要な存在か確認するため

人間には、社会の一員であることを確認したいという感情があります。例えば、5人のメンバーで仲間が構成されていたとします。この5人グループにあなたも参加していて、行動を共にしていました。こういった状況下では、人間はどうしてもグループ内で必要とされているかどうかを確認してしまいます。(例えばソーシャル上では、自分がシェアした情報が、友人たちによって拡散されるか調べるなど)

こんな言葉を聞いたことはないでしょうか?「会社で自分なんていなくなっても、誰も困らないでしょう」一見すると、本人の素直な感情のようにも見えますが、本音は全く違うところにあります。「そんなことないですよ!あなたは、会社にとって必要な人ですよ!」と言われることを期待している状態でもあります。人は誰かの役に立ったり必要とされたりすることで、周位にいる人や社会に貢献しようと考える生き物なので、自己の必要性を確認せずにはいられないということです。

自分の中にある正当だと思われる主張を表現するため

人間は、自分の主張の正当性を表現するために、様々な行動を起こす習性があります。

例えば、コンテンツマーケティングのページを閲覧しているにも関わらず、歴史に名を遺した有名な偉人の名言が引用されていることはないでしょうか?これは、自分の主張に権威性を持たせるために行われる行動で、シェアという行動一つでも色々な感情が見え隠れしているといることが分かります。なので、Twitterのタイムライン上で公開される、「○○さんも、そのように言っています」というようなツイートは、自分の主張の正当性を表現しているということです。

そのため、単純に「相手にこれを教えて(シェアして)あげたら、きっと参考になるだろう!」という素直な気持ちから行動しているかどうかは表面的に考えていると分からないため、色々と深く考察して本質を見抜いていく必要があるのです。

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シェアされるコンテンツの特徴とは?

人がソーシャルメディア上で情報をシェアする理由について、傾向が掴めたかと思います。次に、シェアされるコンテンツには、どのような特徴があるのか解説していきます。

自分が優れた人間であることを表現できるコンテンツ

人間には、上記で紹介した尊厳欲求から他人から認められ高く評価されたいという感情があります。職業による地位の高さや学歴の高さを口にする人は、その感情を満たしたいからと考えて間違いありません。しかしながら、友人に向かって「自分は優れた人間である。尊敬してくれ」とは、言えないでしょう。そんなことを言おうものなら、嫌われてしまうかもしれません。しかしそれでもなお、自分が優れていることを表現できる方法を探してしまうのが人間という生き物なのです。そのため、直接的に自分が優れていると発言しなくても、自分が優れていることを代弁できるコンテンツを用意できればシェアされる可能性が高いということです。

感情表現ができるコンテンツ

人間は、驚いたり、面白かったり、楽しかったりすると、その感情を誰かと共感し合いたいと考えます。Twitter上でも頻繁に面白動画や感動動画が、拡散されているでしょう。つまり、シェアする理由は、コンテンツを閲覧することでわき起こる感情に共感してもらうことなので、閲覧ユーザーの心が動くようなコンテンツを用意しておくと良いでしょう。

社会問題を問いかけるコンテンツ

世の中には、大きなものから小さいものまで、多様な社会問題があります。例えば、国際的な貧困、病気、環境問題、家庭の育児放棄など、深刻であればあるほど人の感情への訴求効果が高いため、そのようなコンテンツはシェアされる可能性が高いです。

対決や論争を巻き起こすコンテンツ

一戸建て vs マンション、仕事重視 vs 家庭重視、巨人 vs 阪神、インバウンド vs アウトバウンドなど対立の構図はシェアされるコンテンツの典型例です。人々は自身の立場を代弁するコンテンツをシェアします。

新しいもの/流行りものコンテンツ

新商品や流行りのものを紹介するコンテンツは、そこに所属するグループにとって興味のあることです。いち早くその情報を拡散することで自身の先進性をアピールしたりできます。

データコンテンツ

ランキングやマーケットシェア、業界指標、比較データなど、データを収集し綺麗にまとめるのに一苦労なコンテンツは、評価され拡散される可能性が高いものの一つです。

市場を見渡してシェアされた理由を調べる

YouTubeやTwitter、Facebookなど、ソーシャルメディア上でシェアされたコンテンツを一覧で並べて、なぜ拡散されたのかを考えると多くの具体的な回答を得ることができます。

どのコンテンツも、たまたま拡散されたというものはありません。数多くシェアされた背景には、必ず理由があるものです。シェアした人の立場や人間的な心理、コンテンツの特徴を学ぶことで、自社でコンテンツを作成する際のアイデアとして参考にすることができます。ぜひ、多くの人にシェアされるコンテンツを作成してみてください。

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