ドラゴンボール的MAツールの勢力図 〜マーケティングオートメーションツール選定のヒント〜

 2016.06.19  LeadPlus

マンガ、アニメで人気の「ドラゴンボール」。

現在バリバリのビジネスパーソンとして働く世代にとっては、懐かしい作品の一つでしょう。

また「異なる世代間で同じ物語を共有できる、貴重な作品」、という評価もあります。最近の映画も以前と同じキャラクターで公開されていて、親子が揃って同じ感覚で楽しむ様子が多く見られたようです。

今回はそんなドラゴンボールの世界を使って、「マーケティングオートメーション(MA)」を分類してみました。

ドラゴンボールを知らない方は、何のことやらという記事になっています。今回は申しわけございません。

さて、始めましょう!

マーケティングオートメーションという言葉は定着したものの、その種類は実にさまざまです。今回の記事で少しでも皆さまのMA導入の助けになれば、幸いです。

チェンジした物語

MAそのものについて触れる前に、デジタルマーケティングの世界をドラゴンボールの流れに重ねて見ておきましょう。

サイヤ人登場の前と後

「ドラゴンボール」の作者、鳥山明は明るいギャクやキャラクターをベースにした作品を得意としています。年齢が上の方は、前作の「Dr.スランプ」からのイメージを持ってドラゴンボールを見始めた人も多いでしょう。

実際にドラゴンボールの初期は明るいギャクがいろいろ盛り込まれていました。

敵役も「ピラフ一味」といった、どこか憎めないコミカルな感じでした。

様子が変わったのは、ピッコロ大魔王の登場あたりからだと思います。バトル色が強くなり、しかも強力な敵を苦難の末に倒す、というストーリーが柱になりました。

そこからさらに変わったのが、悟空の兄「ラディッツ」、そして「ナッパ」「ベジータ」が現れたサイヤ人編からだと思います。

現在のデジタルマーケは超バトル時代

サイヤ人登場からは、人間の力を遥かに超えた闘いが中心になります。

(とは言っても、ピッコロ大魔王でもうすっかり超えてはいたんですけどね)

現在のデジタルマーケティングは、まさにサイヤ人登場以降の世界になっています。

もしもそれ以前の世界をイメージして、今からデジタルマーケティングに取り組もうとしている方がいたら、大急ぎで修業をするのをオススメします。「精神と時の部屋」があれば良いですが、残念ながらありませんので、かなり過酷な修業となってしまいますが・・・。

ピッコロ大魔王を「LINE」とすると、それだけで(何か凄いのが出て来たな~)と思っていた頭を何度も回転させられるような、そんなワクワクの物語でいっぱいなのが今のデジタルマーケティングです。

それを構成する一つに、マーケティングオートメーションがあります。

次からはいよいよ、マーケティングオートメーションをドラゴンボールのキャラクターに置き換えて見ていきます。

MAを大きく分けると3分類

マーケティングオートメーションを特徴や成り立ちから見ての分類は、いくつかあります。3~4種類に分けられる事が多いようです。

ここでは、3種類に分ける形でドラゴンボールの主要キャラクターに合わせて紹介していきたいと思います。

なお物語の中の戦闘力、実際に闘っての勝敗や優劣は一切関係ありませんので、その点は誤解なきように。また登場順についても実際のMAの歴史とは少し違ってきますので、それも併せてご了承ください。

サイヤ人

サイヤ人は、「CMSタイプのMA」と分類します。

BtoBマーケティングお役立ち資料

主役である孫悟空もサイヤ人ですが、「これがMAの主役なのか!」と色めき立たないようにしてください。

Webサイトをhtmlの理解無しで更新できる便利なツールとして早くに登場、今や多くのサイトに導入がされています。

その中で単にページの更新、htmlやcssといったWebを構成する各種ファイルの管理ツールの役割だけでなく、マーケティングオートメーションの機能を持った強者が存在します。

「悟空が最強と思ってたのに、もっと凄いのがいた」という感じですね。

有名なCMSタイプのMAは「Sitecore(サイトコア)」です。

デンマークに本社を置き、日本でも大規模サイトを中心に多く導入が見られます。

このタイプの特徴は、やはりコンテンツに強い所です。アクセスして来たユーザーの状態に合わせて、コンテンツを出し分けるといった機能が魅力です。

デジタルマーケティングのもう一つの主役である、「コンテンツマーケティング」の観点からも注目されています。

Webではどちらかと言えばテクノロジーが、また日本のマーケティングは多くが広告に占められる中で、「大切なのは、コンテンツ」というのを思い出させてくれる重要な役割という意味で、悟空のルーツであるサイヤ人を、CMSタイプのMAに見立ててみました。

人造人間

伝説のスーパーサイヤ人に悟空がなった事で、この後はどんな話が待っているのだろうか? と思っていた所に出て来たのが、謎の青年(トランクス)でした。

スーパーサイヤ人にも変身し、これが今度の相手かと思いきや、実はそれよりも遥かに強い敵が出て来ました。

「人造人間」です。

この人造人間たちとイメージが重なるのが、「メールタイプのMA」です。

メールマーケティングは、マーケティングオートメーションと密接な関係を持っています。

さてどうして人造人間とメールタイプのMAを重ねてみたのかですが、人造人間たちを作っていたのが「レッドリボン軍」だったからです。

ドラゴンボールが超バトルストーリーに移行する前、しかもピッコロ大魔王も出ていない時期の相手の名が、まさかこんな強敵に関連して出て来るとは意表をつかれました。

初期の明るいギャグ路線の中ではややハードな存在だったものの、それでもあの恐ろしい人造人間たちとはなかなか重なりません。

メールもWebマーケティングの初期に出てきたものです。しかし昨今はソーシャルメディア、特にLINEと比較されその影響力の低下を指摘される事も多くなっていました。

それがマーケティングオートメーションと共に再び脚光を浴びる姿が、人造人間を作ったレッドリボン軍と重なりました。

メールタイプのMAとは、忘れた頃に大きな力を持って現れた人造人間たちです。

もともとメールマーケティングで効果を上げるためにはセグメントが大事、と言われました。こうしたメールによる初期の取り組みは、最初に登場した人造人間「19号」、ドクター・ゲロ自身の改造である「20号」と言えます。

その何倍も強力なメールタイプのMAは、「17号」と「18号」となるでしょう。強力なメールタイプのMAには、海外のものだと「Silver Pop」などがあります。またグローバル展開をし、日本でもメール配信で有名なエクスペリアンの「Cross-Channel Marketing Platform (CCMP)」、さらに国内のメール配信ツールも、MA化を標榜する所が多くなっています。

今後さらなる進化版、「セル」の登場があるかも気になるタイプです。

魔人ブウ

悟空たちを驚嘆させた強敵が、「魔人ブウ」という存在です。遥か昔、魔導師のビビディにより生み出された魔人ですが、これは「統合タイプのMA」と分類します。

魔人ブウの戦闘能力と同じく、数多くのマーケティングオートメーションに必要な機能を取り揃えたタイプです(インテグレーション型、とも言われます)。

統合タイプのMA は、CMSタイプやメールタイプと違い、初めからMAツールとして作られていますので、必要な機能が高いレベルで備わっています。スコアリング、シナリオ、データマネジメントといったMAを語る上で欠かせないものをベースにし、リードナーチャリングを最大限に伸ばしていけます。

より具体的な機能で言うと、分析や特定のプロモーションを実施した場合のキャンペーン管理、さらにメールマーケティングやCMS機能も備わっています。

この代表的なツールが、「Hubspot」「Marketo」「Oracle Marketing Cloud」などです。知名度が高いツールばかりですね。

統合タイプのMAを魔人ブウに見立てたもう一つの大きな理由が、進化していく強さです。最近のMAは他のツールとの連携を強め、機能を高めています。

魔人ブウは悟飯や悟天、トランクスといった強者と一体になる事で強さを増していきましたが、統合タイプのMAの多くが他のSFAやスケジュール管理ツールとの連携が特徴になっています。

Marketoは明確に「BtoBだけのツールではない」「他のシステムとの連携」を現在のポイントとアナウンスしています。

HubspotはオープンソースのCMSで断トツのシェアを持つWordPressとの連携も容易で、中小企業が入れやすい高機能のMAとしての価値をさらに高めています。

その他の進化も

2ではMAツールを大きな分類で括りましたが、それ以外のものも補足として見ておきましょう。

F

Fとは、フリーザの事です。

2015年にまさかの、「ドラゴンボールZ 復活の『F』」という映画で再登場しました。

なぜか印象が強烈なキャラですが、戦いの舞台が遠く離れたナメック星だったのと、他が修業や合体などで強くなっていくのに対して、少し違ったイメージがある存在なので、敢えて上の3分類には含めませんでした。

最近この特異な存在に重なる、あらゆる機能を網羅している、というのが売りのMAツールも出て来ています。また海外性ツールが多い中で完全な日本製、というものもあります。

例えば管理やSFAといった、営業プロセスの全領域に対する機能も持つMAツールとして知名度が高まっているのが、「B→Dash」です。また特徴は異なりますが、日本製のMAツールとして「Cloud CMO」といったものもあります。

ビルス

ここまでマンガ原作をベースに書いて来ましたが、脚本に鳥山明が大きく関わっている作品のキャラクターとして、最後に映画「ドラゴンボールZ 神と神」に登場した破壊神ビルスについて触れておきます。

悟空が結局は勝てなかった相手ですが、ここにMAの未来を重ねたいと思います。

それは、「機会学習」です。AIや人工知能も同じ意味として良いでしょう。最近のデジタルマーケティングを支える技術として、注目が高まっています。

パターンを認識し、システムの力で最適化していく機械学習ですが、MAツールにもその波が来ています。

現在はマーケティングオートメーションと言えど、ツールがすべてをやってくれる訳ではありません。また導入により、本当に最適なマーケティング活動を行えるかも見えません。

機械学習がMAにどう取り入れられていくのか。この観点でマーケティングオートメーションの流れを追っていくのも、必要でしょう。

まとめ

ドラゴンボールの馴染みのキャラクターでMAツールを身近にイメージしてもらえれば、と思い書いた記事ですが、いかがだったでしょうか。ドラゴンボールを知らない方は、申し訳ございませんでした。

導入シェアを考え、もっと具体的なツール名も紹介したい所でしたが、日本では実際の導入はまだまだこれからといった状態で、傾向が掴めていません。さらに新たなツールも生み出されていますので、ドラゴンボールのようにまだまだ続くストーリーになっています。

マーケティングオートメーションの導入では戦略を組み立てる事が大前提ですが、自分たちの求める最適なツールを選ぶのも大切な事です。

多くのツールがある中、自分たちの頼れる仲間となる、最適な製品選びをしていきましょう。

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