コンテンツSEOとは何なのか?その基礎をわかりやすく解説

 2018.11.05  LeadPlus

今回はコンテンツSEOという言葉について、その基礎を説明していきます。

“コンテンツSEO”という言葉が生まれたのは1997年と20年以上前でありデジタルマーケテイングでは長年重要視されている施策だと言えます。ちなみにSEOとは“Search Engine Optimizaion”の略であり、日本では“検索エンジン最適化”と言われています。

コンテンツの形式はテキストや動画など様々ですが、いずれのコンテンツでもあらゆる施策を講じてGoogleなどでの検索結果上位にコンテンツを表示させることをSEOと言い、ユーザーの流入を増加させることが大きな目的です。

なぜ検索結果上位に表示させるのか?

Googleなどで検索結果の上位に表示したいというのは、どの企業でも一緒です。その理由は上位に表示されれば自社のサイトに訪問してもらう確率が高まり、成約に結びつく可能性が増すからに他なりません。

こちらの表は英NetBooster社の検索結果とクリック率(CTR)の関係を表した調査結果です。検索結果1位ですと実に20%近くの人がクリックしてくれます。つまり、狙いを定めたキーワードが晴れて1位になり、そのキーワードの月間検索ボリュームが10,000であれば2,000セッションが稼げることになります。

検索結果とCTRの関係当然のことながら検索結果が下がれば下がるほどクリックされる確率は低くなり、2ページ以降はほぼクリックされない状態になります。

そのため検索結果を上位に表示させることは自社のビジネスの発展のために非常に重要ということなのです

コンテンツSEOの成功とは?

よく言われるのが「コンテンツSEOって何をもって成功なの?」という疑問です。特定のキーワードで上位表示されれば成功なのでしょうか?

これについては、その企業の目的によります。

トランザクション(セッション)を稼げれば良いという企業もありますし、セッションが稼げても購買に繋がらなければ意味がないという企業も多いでしょう。最近ではマーケティングの役割も変遷しており、以前のようにPageView(PV)だけ稼げば良いという状況ではなくなってきています。このようなPVを追求する企業は今でも多く存在し、大量のキーワードを選定して記事を書いて行くという手法をとる傾向があります。

もちろんセッションを稼ぐことは良いことなので、この手法が一概に悪いとは言えませんが目的が購買へと繋げることであれば、どの記事がホットリードを生み出しているのか、どの記事が顧客へと繋がっているのかをしっかりと見極める必要があると言えます。

そういう意味で、まずは狙ったキーワードで検索結果で上位に表示されれば第一段階クリアと言えるでしょう。

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さらに先に進んだ企業ですとコンテンツ閲覧→被リンク獲得→トラフィック増加という流れを作ることで次のステップへと繋がります。特定のユーザーにとって有益な情報を持つコンテンツを作成し、それをインターネットで公開すれば何かをきかっけに閲覧してくれるユーザーが増えます。コンテンツに記載されている情報が有益だと判断したり、面白いと感じればソーシャルやブログなどを通じて拡散されます。コンテンツへのリンクが増えるとリンクを通じたトラフィックが増加し、それを受けて検索エンジンからの評価が上がって自然流入によるトラフィックが増加するという上昇トレンドのスパイラルに突入します。

以上のようなサイクルを作り、これを継続して回していくことができればコンテンツSEOの第一段階はクリアです。

トラフィックを増やすだけではダメ?

注意しなければいけないのは、トラフィックを増やすことだけに注力してしまうことです。コンテンツSEOで良いサイクルを創り出すことができればひとまず成功ですが、それでは次の段階に進めません。大切なのはコンテンツSEOとビジネスを紐づけて、収益を上げるための仕組みを構築することです。

極端な例になりますが、コンテンツSEOを通じて商品販売数を伸ばしたい会社が、まったく別の分野でのコンテンツを配信してトラフィックを増加してもビジネス的な効果は何ら得られません。ラーメン屋がパスタに関するコンテンツを配信し続けても、入店者数増加には繋がらないのです。

多くの企業はコンテンツSEOにてこの問題に陥ります。トラフィックは増加しているのにビジネス的効果が得れない…なぜ?と頭を抱えているのです。それはコンテンツがビジネスに紐づけられておらず、コンバージョンや収益に繋がるような動線設計がされていないからです。そのためしっかりと自社に最適なペルソナを定義することが重要なのです。

コンテンツSEOって何をするの?

コンテンツSEOの基本は検索をボリュームを調べて、コンテンツを作成するキーワードを選定し、それに沿って有益なコンテンツを作成し配信することです。

検索ボリュームとは特定のキーワードにおいて1ヵ月の間に検索される回数を示すものです。月間検索ボリュームなどとも言われます。Google AdWordsなどのツールを使用すれば無料かつ簡単に調べることができます。

ではどういったキーワードを選定すればよいかというと、基本的には検索ボリュームが多いものを選びます。検索ボリュームが多ければユーザーに見てもらえる可能性が大きくなりますし、ビッグキーワード(検索回数が多いキーワード)にて上位表示できればかなりのトラフィックが期待できます。逆に検索ボリュームがないキーワードを選ぶと折角の作業が水の泡になってしまいます。

もちろん選定するキーワードは、ビジネスに紐づけられていないと意味はありません。

ビッグキーワード以外にも“ロングテールキーワード”といって、爆発的なトラフィックは期待できずとも長い期間で安定したトラフィックが得られるキーワードもあります。コンテンツSEOでは両方のキーワードをバランス良く組み合わせることが大切です。

キーワードが決まったらそれに沿ってコンテンツを作成していくわけですが、コンテンツにも色々と種類があります。どのコンテンツを作成するにせよユーザーにとって有益な情報であったり面白いと感じるようなものでなければ、ユーザーからリンクはもらえませんしトラフィックの増加にもつながりません。

関連記事:記事タイトルの付け方 〜Googleで上位表示させるためのSEOテクニックとは〜
関連記事:どのようなキーワードをユーザーは求めているの?リスティング広告をインバウンドマーケティングに生かす方法

コンテンツの種類

コンテンツSEOで使い分けるコンテンツの種類について説明します。

バズコンテンツ

バズコンテンツとはいわば“爆発的なトラフィック”を獲得するためのコンテンツです。イメージとしてはコンテンツを配信してから短期間で一気にリンクを獲得し、シェアを伸ばして爆発的なトラフィックを生み出すといった具合です。バズとは特定の物事がインターネット上で爆発的に多くのユーザーに取り上げられることを意味します。

バズコンテンツの使いどころは「Webサイトとしての初速を高めたいとき」です。開設して間もないWebサイトでは大量のトラフィックは期待できません。コンテンツは見てもらわなければ意味はないので、バズコンテンツで一気にトラフィックを集め、Webサイトへの流入母数を増やします。

そのためバズコンテンツはWebサイトのビジネスコンセプトに直結していないものでも構いません。高いトラフィックを獲得しているオウンドメディアを注意深く観察してみると、運用会社が提供しているサービスとは無関係の、Webサイト開設初期に公開したコンテンツが閲覧上位に入っていることがあります。

これはバズコンテンツによって流入母数を増やし、そこからビジネスコンセプトに繋げたという良い事例です。

バズコンテンツの注意点としては「爆発的なトラフィックを生まなかった=失敗」と考えないことえす。そうしたコンテンツでも、長い期間をかけて一定のトラフィックを生む存在になります。どんなコンテンツでもWebサイトの資産として蓄積されていくことを忘れないでください。

ストックコンテンツ

ストックコンテンツとは爆発的なトラフィックは生まないものの、長期間安定したトラフィックを獲得するコンテンツを指します。先ほどの検索キーワードの話でいうと、ロングテールキーワードを使用したコンテンツがこれに該当します。

コンテンツSEOを成功させるポイントの一つは、良質なストックコンテンツを如何に蓄積していくかにあります。

ストックコンテンツはバズコンテンツに比べて技術系やノウハウ系の情報が多く、その時々のトレンドや話題に沿ったコンテンツではない場合がほとんどです。そのため爆発的なトラフィックは生みません。

しかし、ストックコンテンツは製品やサービスについて熟知している社内人材が作成するほど有益な情報が記載されやすく、リンクを獲得しやすくなります。そのため良質なストックコンテンツを蓄積すれば、たとえばバズコンテンツは無くとも安定したトラフィックを獲得し、かつビジネスコンセプトに直結したコンテンツの作成が可能になります。

ただしWebサイトのドメインが検索エンジンから高く評価されていない場合は、ストックコンテンツのトラフィック推移が低いため地味な戦いになることが多いでしょう。その期間を乗り越えて安定したトラフィックを得られるようになれば高い相乗効果を生み出していきます。

関連記事:コンテンツマーケティングでおさえておきたい7つのコンテンツ型

コンテンツSEOのプロフェッショナル

Webサイト運営によって効果を実感できていないという場合、コンテンツSEOのプロフェッショナルに改善を依頼するのも一つの手段です。当社リードプラスはマーケティングツールである“HubSpot(ハブスポット)”のプラチナパートナーに認定され、コンテンツSEOおよびコンテンツマーケティングの企画から設計、Webサイトのデザインやコンテンツの作成などのトータルサポートをご提供します。コンテンツSEOに迷った際はぜひ一度ご相談ください。

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