【無料版CRM】HubSpotの7つの機能とメリットを解説

「HubSpotのCRMはどんなサービス?」

「HubSpot CRMの無料版はどんなことができるの?」

「HubSpot CRMを入れるとどんなメリットはあるの?」

HubSpotは、世界120カ国以上・12万社以上の顧客が利用する世界最大級のツールです。

企業が主導権を握る時代から消費者が主導権を握るようになった現在、マーケティングも大きく変わりました。企業から消費者への万人向けのメッセージでは誰にも振り向いてもらえません。インバウンドマーケティングで顧客をセグメント化し、更にパーソナライズ化された情報を提供することが必要です。

しかしながらインバウンドマーケティングには、SEO、ブログ制作、ソーシャルメディア管理、マーケティングオートメーション、顧客サポートなど、やるべきことが膨大にあります。そこで、これらの作業を一元化するためのツールとしてHubSpot(ハブスポット) CRMが誕生しました。しかも、無料から利用が可能です。

そこで本記事では、コロナ禍で注目されているインバウンドマーケティングやHubSpot CRMでできること、導入に向いている企業の3つの特徴など、HubSpot CRMについて徹底解説します。

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HubSpot CRMとは

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HubSpot CRMは、120ヵ国以上で10万社以上もの導入実績があるCRMツールです。非常に強力なツールでインバウンドマーケティングというHubSpot社が独自に提唱した、マーケティング理論を基に設計されています。慣れていない企業では、導入に時間がかかることが多いのも特徴です。

登録顧客数は100万件に上り、ユーザーアカウント数に制限がないため、組織全体で顧客情報を共有できます。CRM機能にとどまらず、「マーケティング」「セールス」「カスタマーサポート」に関する機能も無料で使えるためお得です。

【HubSpot CRMのユーザーレビュー・口コミ】

HubSpotが推奨するインバウンドマーケティング

インバウンドマーケティングとは、企業が売り出したいコンテンツについて、顧客自身に価値あるものとして見つけてもらうビジネス手法です。

これまでの営業スタイルの主流はアウトバウンド型と呼ばれるもので、コンテンツに興味・関心がない人も含めた幅広い層に対して、企業が積極的に売り込み顧客を獲得する、という手法でした。テレビCMや新聞の折り込みチラシ、看板やバナー広告などがこれに当たります。

これまでのビジネス手法とは異なり、現在注目を集めているインバウンドマーケティングは、企業は最終的な購入の段階を「待ちの姿勢」で臨みます。

まず、企業はSEO対策をして検索上位に表示させたり、SNSやブログなどを活用したりして、売り出したいコンテンツを有益な情報として発信します。この段階を「Attract(惹きつける)」といいます。この手法を使うと、コンテンツや企業に関連した検索やツールの使用者、つまり興味・関心がある可能性が高い層に対し、情報が届くことになります。

次に、「Engage(信頼関係を築く)」という段階に入ります。情報を目にした層の中から、eBookやオンラインセミナーに登録するなど興味を持った人に対し、コミュニケーションをとります。よりニーズに合った情報を提供するなどして、顧客の関心や信頼感を高めることで、購買行動へ繋げます。

インバウンドマーケティングは、購入してもらえれば終わりではありません。最終段階の「Delight(満足させる)」では、適切なサポートをして顧客の満足度を高めることで、家族や友人に共有してもらえる可能性を高めます。よい印象を持った顧客によってコンテンツの魅力が拡散されれば、再び「Attract」や「Engage」の段階を経て、次の顧客獲得に繋がるという戦略です。

インバウンドマーケティングとは?BtoBでの成功事例や手法を紹介

インバウンドマーケティングの手法については「インバウンドマーケティングとは?BtoBでの成功事例や手法を紹介」でも詳しく解説しています。参考にしてください。

HubSpot CRM 無料版でできること

HubSpot CRMは、CRM機能だけではなく、マーケティング、セールス、サービス(カスタマーサポート)の機能も無料で使うことができます。顧客の件数は100万件まで登録可能。HubSpotを利用するユーザー数に制限はありませんので、チームのみならず、全社で顧客情報を共有することが可能です。

無料のHubSpot CRMではできないこと

無料のHubSpot CRMツールでもCRMのかなりの部分を賄うことができます。一方で無料版だとカスタマイズできない部分も存在し、そのカスタマイズのために有料版を契約する必要があります。

無料版のHubSpot CRMでできることと、有料版の「Marketing Hub」「Sales Hub」「Service Hub」でできることを比較しながら、HubSpot CRMではできないことを整理します。

HubSpot CRM 機能の紹介

HubSpot CRMの機能は多岐に渡ります。詳細な機能を覚えるというよりは、概要をおさえることで、HubSpot CRMの全体像を把握でき、自部署やチームに活かすことができます。

また、大きく分けると7つの特徴に分かれています。

マーケティングや営業等、どの部署に所属しているかで使うべき機能が異なってきます。

  1. 顧客や顧客企業情報の管理機能
  2. マーケティング機能
  3. Eメールマーケティング機能
  4. 広告機能
  5. セールス機能
  6. サービス機能
  7. その他の便利な機能

1つずつ機能を解説していきます。

①顧客や顧客企業情報の管理機能

顧客や顧客企業の情報を一元管理できます。

コンタクト(顧客)情報の管理
コンタクトの氏名、会社名、所属部署、メールアドレスといった個人情報のほか、商談のステータスや購買までの角度といった情報も管理できます。

コンタクトのウェブサイトなどでの行動(アクティビティ)の記録、確認
ウェブサイトの訪問、フォーム送信、Eメールの開封など、コンタクトのオンラインでの行動のほか、営業担当者との商談内容など、オフラインでの行動も記録し、確認することができます。

会社(企業顧客)情報の管理
コンタクトが属する企業の情報と、営業記録などの履歴を一覧表示できます。企業情報は、HubSpot独自のデータベースから自動で取得されますので、担当者が手動で入力する必要はありません。

②マーケティング機能

フォーム・リストの作成や、マーケティング施策の効果測定が可能です。

フォーム機能
お問い合わせや資料請求など、見込み顧客の情報を収集するためのフォームを作成できます。作成したフォームは、自社サイトなどにフォームタグを埋め込むことで活用できます。

ポップアップフォーム機能
自社サイトの下などに表示するポップアップフォームを作成できます。どのページにポップアップフォームを表示するか、どのタイミングで表示するかといった細かい設定も可能です。

リスト機能
あらゆる条件でセグメントしたリストを作成できます。条件を設定し、自動でリストを作成できるほか、手動で静的なリストも作成することができます。csvやxls形式のリストのインポートも可能です。

ウェブチャット、チャットボット
匿名の訪問者がサイトを閲覧した際や、特定のコンタクトがサイトを閲覧した際に、1対1のウェブチャットを行うことができます。チャットはボット形式にすることもでき、どのページにチャットを表示するか、といった設定も可能です。

レポートダッシュボード
ウェブサイトのトラフィックやリード(コンタクト)の獲得件数、Eメールのパフォーマンスなど、マーケティング活動に関する詳細なデータをグラフ化し、ダッシュボードに表示することができます。チームに最適なレポートを作成し、マーケティング活動に役立てることができます。

③Eメールマーケティング機能

Eメールを毎月2000件送信でき、HTMLメールも作成可能です。

Eメールテンプレート
自社専用のEメールテンプレートを作成し、チームで活用することができます。

HTMLメールの作成
魅力的なHTMLメールの作成が可能です。もちろん、プレーンテキスト形式でも作成できます。

Eメールの一斉配信
あらかじめ作成したリストに対し、Eメールを一斉配信できます。毎月2000件まで無料で送信可能。配信したEメールの開封率、クリック率などもひと目で把握できます。

Eメールの追跡&通知機能
コンタクトがEメールを開封した際や、リンクをクリックした際は、コンタクトの管理画面にアクティビティが記録されます。また、同時に、担当者へ通知を送ることができます。

メールマーケティングは今も効果的? 現状と6つの種類を解説

メールを活用したマーケティング施策については「メールマーケティングは今も効果的? 現状と6つの種類を解説」でも詳しく解説しています。参考にしてください。

④広告機能

Google AdsやFacebook広告に加え、InstagramやLinkedInの広告にも対応しています。

広告管理
Google Ads、Facebook、Instagram、LinkedInの広告アカウントをHubSpotに接続し、広告キャンペーンのパフォーマンスを確認することができます。広告から獲得したコンタクト、顧客数もキャンペーンに紐づいて表示されるので、ROIの測定も簡単に行えます。

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⑤セールス機能

取引や担当者のタスク管理、顧客とのコミュニケーションをスムーズに行うための機能が揃っています。これらは、営業支援ツール(SFA)の機能として活用できます。

取引、パイプラン管理
営業チームが取り組んでいる商談などの情報を、案件ごとに追跡、管理、レポートする機能です。取引を追跡し、成約の確率に基づいて将来の収益を予測することができます。

タスク管理
担当者ごとのタスクを作成し、一覧表示できます。タスクの進捗状況もひと目で把握でき、対応期限が来たらリマインダーメールを送信するといったことも可能です。

ドキュメント管理
営業資料など、チーム全体で利用するドキュメントを格納することができます。そのドキュメントに、いつ、誰がアクセスしたか、といったことも把握できます。

コール
VOIP(Voice over Internet Protocol、IP電話)を使用し、コンタクトに電話をかけることができます。通話は録音でき、コンタクトの管理画面に記録されます。

コミュニケーション専用受信トレイ
コンタクトとのEメールやウェブチャットなど、すべてのコミュニケーションを一元管理できる機能です。共有の受信トレイを使い、コンタクト1人ひとりに合わせたコミュニケーションを効率的に管理し、チーム全体で協力して対応できます。

GmailやOutlookとの連携
GmailやOutlookのアカウントをHubSpotと連携することで、HubSpot上から直接コンタクトへEメールを送信したり、返信のあったメールをコンタクトの管理画面に記録したりすることができます。

スニペット
見込み顧客からの質問に対する回答や挨拶文など、よく使うフレーズを文章のパーツとして登録しておくことができます。Eメールの返信などにスニペットを活用し、担当者の時間を節約することができます。

ミーティング設定
GmailのカレンダーやOutlookの予定表と連携することで、営業担当者の空き時間の確認や、ミーティングの予約が可能です。

レポートダッシュボード
営業活動や業績に関する詳細なデータをグラフ化し、ダッシュボードに表示することができます。チームに最適なレポートを作成し、営業活動に役立てることができます。

SFA導入によるメリット|導入前に知っておきたい失敗パターンを解説

SFAについては「SFA導入によるメリット|導入前に知っておきたい失敗パターンを解説」でも詳しく解説しています。参考にしてください。

⑥サービス機能

カスタマーサポートなどの業務で活用できる機能です。

チケット管理
個別のコンタクトの問い合わせ記録を「チケット」という名称の一覧表にし、担当者への割り当て、整理、優先順位の設定、追跡までを一元管理できます。

クローズされたチケットに関するレポート
対応件数、カテゴリー、応答時間などの詳細なレポートでカスタマーサービスの活動評価ができます。

担当者の生産性レポート
担当者別の生産性および応答時間の内訳を確認し、パフォーマンスの高い者とサポートが必要な者を特定することができます。

クローズまでの時間に関するレポート
顧客の問い合わせ内容が解決されるまでの時間から応答時間とプロセスを改善することができます。
さらに、次のような機能も利用することができます。

⑦その他の便利な機能

Eメールの件名や文面に、氏名などのテキストを自動で差し込む機能(パーソナライズトークン)が備わっています。適切にパーソナライズすることで、Eメールの効果を高めることができます。

パーソナライズトークン

※引用:HubSpotを使いこなす~メール編~

モバイル最適化
PCだけでなくスマホ等複数のデバイスタイプで問題なく表示されるコンテンツを作成し、どのように表示されるかプレビューを確認できます。

ユーザーロール
HubSpotを利用するユーザーに対し、どの機能を利用できるかといった制限、権限を設定することができます。

Eメールのスケジュール設定
Eメールの最適な送信タイミングをスケジュールすることができます。

HubSpot Connectによる連携
連携ライブラリにより、自社でご利用中のマーケティングツール、セールスツールなどをHubSpotに連携できます。

このように、無料版だけでも十分に活用できる機能が備わっています。

HubSpotの導入をオススメしたい企業の4つの特徴

HubSpotの導入をオススメしたい企業の4つの特徴

※引用:ココナラ

ここまでHubSpot CRMでできること、7つの機能を解説してきましたが、結局「自社にHubSpotが合うの?と思われている方もいらっしゃるかと思います。

そこでHubSpot CRMが自社で合うかどうかを判別する4つのポイントについて紹介します。

  1. コストを抑えたい
  2. SEO対策に力を入れていきたい
  3. MAツールを導入していない
  4. ツール導入後の運用に不安を感じている

①コストを抑えたい

コストを抑えてツールを導入したい企業に、HubSpot CRMはオススメです。

有料契約をして理想と異なっていた場合、解約をして新たなツールを探すなどの手間がかかります。効率的なマーケティングを行いたい企業にとって、避けたい状況です。

ツール導入初心者でいきなり結果を求めるよりも、まずはお試し感覚でツールを利用して様子を見たいという人はHubSpot CRMを利用してみてください。

また、HubSpotの場合、無料で使える機能の多さ必要な機能を選定して導入できる点は非常に魅力的でしょう。

無料のツールとしては十分な機能が備わっていますが、慣れてきてもう少し機能の幅を増やしたいという方は、スタータープランという有料版もあります。

さらに、自社が提供したいサービス内容に合わせて、ツールの組み合わせを行えるのも、HubSpot CRMのメリットなので、必要な機能だけを導入でき、コスト削減が可能です。加えて余計な機能がないプラットフォームとなり、使いやすさを感じられます。

コストを抑えながら現在の課題をクリアしたい人は、試しに使ってみると良いでしょう。

参照:HubSpot価格表

②SEO対策に力を入れていきたい

検索エンジンのオーガニックな検索結果において、特定のウェブサイトを上位に表示したい企業にも、HubSpot CRMはおすすめです。

HubSpot CRMには、Webサイトや記事などのコンテンツ制作機能ができるツールもあり、自社サービスや顧客に有益な情報発信が可能となります。

コンテンツに興味関心をもってくれた顧客が自ら、自社に接触してくれるケースも生まれるため、人的コストを削減できるのです。また、サイトのパフォーマンスを測定・分析するためのアナリティクス機能など必要なものが含まれているため、ブログなどを寄稿するだけでなく、PDCAをより早く正確に回すことができ、中長期的にも施策が成功する確率が上がるでしょう。

まずは知っておきたい!SEO初心者がするべきことを徹底解説

SEO対策については「まずは知っておきたい!SEO初心者がするべきことを徹底解説」でも詳しく解説しています。参考にしてください。

③MAツールを導入していない

初めてMA(マーケティングオートメーション)ツールを導入検討している企業は、HubSpotから使い始めることをおすすめします。

他のMAツールからHubSpotに変更したことで作業効率がアップしたという口コミがあるように、全体的に他のMAツールよりも評価が高く、実績も申し分ありません。

特に、マーケティングで重要な顧客情報の収集に関する機能が豊富で、自動的に記録してくれる機能は、営業担当者からすると作業の負担は減り嬉しいポイントではないでしょうか。

メールや電話、チャットなど顧客とのコンタクトツールも多く、周辺作業のサポートをしてくれるので、一人ひとりの作業負担が少なくなるのは大きなメリットと言えます。

また、マーケティングやセールス、カスタマーサポートなどMAツールの全てが揃ったオールインワンパッケージですが、用途に応じて段階的に導入したり、一度にまとめて導入したり、どちらも選べる点も初心者にとって嬉しいポイントです。

さらに、Hubspotには潜在顧客の中からリード(見込み客)を見極めるために便利な機能があるので、顧客を絞って対応をすることができます。

優先順位をつけて顧客対応をすることができるので、重点的に顧客になりうるリードを対象にセールスできるのです。

業績をアップさせるには、いかにリードから顧客に発展させられるかが重要なので、効率良く結果を出したいなら必要な機能ではないでしょうか。

MAに必要な機能を自分で揃えるにはハードルが高いので、初めて使う方こそHubSpotから利用することをオススメします。

MA導入の5ステップ!選定や運用で失敗しないための注意点を解説

マーケティングオートメーションについては「MA導入の5ステップ!選定や運用で失敗しないための注意点を解説」でも詳しく解説しています。参考にしてください。

④導入後の運用に不安を感じている

ツールを導入後の運用体制やノウハウについて不安がある企業は、HubSpotだと導入後その不安を感じることは少なくできるでしょう。

HubSpotは、有料・無料ユーザーどちらでも使用できる、公式コミュニティがあります。

HubSpot販売パートナーや、連携アプリ開発者とコンタクトをとれるため、感じた不安点を解消したり、より円滑な運用方法を学んだりできるのです。

日本語版コミュニティもあるので、英語がわからないユーザーも安心してコミュニティを利用できるでしょう。

HubSpot導入支援〜失敗しないパートナー選定の3つのポイント

HubSpotのパートナー選定については「HubSpot導入支援〜失敗しないパートナー選定の3つのポイント」でも詳しく解説しています。参考にしてください。

導入から運用まで、HubSpotのことなら何でもお任せください
HubSpotのベストパートナー リードプラスへの無料相談

「HubSpotを導入したものの上手く使いこなせていない…」「現在、他のCRMを使用しているがHubSpotへの移管を検討している」「機能が多すぎてどのように使っていいかが分からない…」などのお困りごとは私たちリードプラスへご相談ください。

HubSpotの代理店契約を2015年に締結して以来、HubSpotの導入支援および運用サービス、HubSpotを活用した包括的なインバウンドマーケティング支援を行ってきました。些細な内容でも構いません、ぜひお気軽にご相談ください。

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【部門別】HubSpot CRMを使うメリット

HubSpot CRMを使うメリット

※引用:Trights Consulting

前章のHubSpot CRMの機能でお伝えした通り、便利な機能がかなり付帯しています。

ここでは、マーケティングと営業の部門別にHubSpot CRMを活用するメリットを3点ずつ、紹介します。

ここでは、無料で使えるCRMツール「HubSpot CRM」について解説します。

マーケティング部がHubSpot CRMを使うメリット

短期間で多くのリード獲得が期待できる(LPの簡易作成)
「ランディングページ作成ツール」を使えば、Web制作会社や社内のIT担当者に依頼しなくても、プロのような仕上がりのランディングページを作成できます。豊富なテンプレートが用意されており、白紙からも作成可能です。

「ページエディター」でコンテンツやフォーム、レイアウト、ブランディングまでドラッグ&ドロップで簡単にカスタマイズできます。また、コンタクト情報(現在地・トラフィックソース・使用デバイス・購入サイクルなど)に基づき、訪問者に合わせてランディングページのコンテンツを動的に調整できるのも特徴です。

最大5件のページバリエーションテストが可能であり、「統合ダッシュボード」からコンバージョン率のチェックやページの最適化にも取り組めば、短期間で多くのリード獲得が期待できるでしょう。

パーソナライズした配信が可能(Eメール)
デザイナーやエンジニアに頼らず、プロ仕様のEメールキャンペーンを誰でも簡単に作成できる機能です。HubSpotのマーケットプレイスには、多種多様なテンプレートが用意されています。テンプレートをもとに画像やCTAを追加したり、コンテンツやカラーを修正したりしてみましょう。ドラッグ&ドロップの操作で簡単にカスタマイズできます。

また、「コンタクトレコード」にある情報をもとに、件名・内容・リンク・添付ファイル・CTAが自動でパーソナライズされるため、開封率とCTRの改善もスムーズです。スケジュールを設定して送信ボタンをクリックすれば、タイムゾーンが異なる場合であっても、適切なタイミングでEメールを送信できます。

「A/Bテスト」では、開封率が高い件名やエンゲージメント率などが判定できます。Eメール開封のタイミングやコンタクトの使用デバイス、人気の高いリンクやドキュメントなどを把握できるため、こうした情報をもとにテストを繰り返せば、高いコンバージョン率が期待できるでしょう。

詳細な分析によって、高速PDCAが回せる

CPC(Cost Per Click:クリック単価)やCPA(Cost Per Action:顧客獲得単価)などの手前の指標だけではなく、キャンペーンレポートやアトリビューションレポートの作成、ウェブサイトのトラフィック分析などができます。これにより、ROI(Return On Investment:投資収益率)の測定により、効果や課題、改善策が見えやすくなり、最適なアプローチを組み立てられます。

また、作成したランディングページの検索順位や流入キーワードを見ることも可能なため、次の打ち手となる施策を考案する上で、非常に参考になるのも大きなメリットでしょう。

営業部がHubSpot CRMを使うメリット

効率的に案件を進捗できる
HubSpot CRMには、効率的に案件を進捗できる機能が多数用意されているので、売上向上が見込めます。
欲しい顧客情報を効率的に収集したり、濃い案件になりそうかを見きわめる機能があるからです。

ただし、先にも紹介したとおり基本的にHubSpot CRMはインバウンドマーケティングを主眼にしたツールなので、オンライン上での案件進捗の効率化がメインになります。

営業部として顧客情報を管理しやすくなる
HubSpot CRMに顧客の最新情報が蓄積されていくので、営業部全体で顧客情報を管理しやすくなるのもメリットです。

単純に、最後にどのようなアプローチをしたかを確認できるだけではなく、メールや電話といったコミュニケーションを管理画面から直接とれ、スケジュールの設定などもできます。

もちろん、セールスメールの文面などはテンプレートから呼び出せるので効率的な営業が可能です。
また、メールの開封率やリンクのクリック率、添付資料のダウンロード率なども測定できます。

営業活動の現状を可視化する機能もあるので、営業マネージャーとしても顧客の管理をしやすくなるでしょう。

新規顧客の獲得や既存顧客のフォローも効率化できる
HubSpot CRMには、SNSでの新規顧客の獲得を効率化する機能やWebチャットで既存顧客を支援できる機能もあります。

飛び込み営業やイベント以外で新規顧客を発掘でき、顧客をロイヤルカスタマーに育てる活動を効率化できるわけです。

いずれも外回りの営業担当者でなくてもできることなので、インサイドセールス担当者を新たにおくといった営業部の体制を見直すのもありでしょう。

実際、CRMやSFAといったツールを導入している企業では、インサイドセールスで大きな成果を上げているケースが少なくありません。

5分でわかるインサイドセールスのやり方!成功する4つのポイントを解説

インサイドセールスについては「5分でわかるインサイドセールスのやり方!成功する4つのポイントを解説」でも詳しく解説しています。参考にしてください。

HubSpotを導入する2つの方法

HubSpotを導入する2つの方法

上記で、HubSpot導入における課題と4つのサービスを説明しました。

そして、いざHubSpotを導入するとなると2つの方法があります。

  • 自社で導入をする
  • パートナーに相談をする

自社で導入をする

メリット
HubSpotを自社で導入するメリットは、3つあります。

  1. コミュニケーションコストが低い
  2. 素早く動くことができる
  3. 外注によるマージンが取られない

自社で導入する場合は、社外の方と話すことに比べてコミュニケーションコストが低く、社内の現場の声を素早く反映できるというメリットもあります。

実際に利用するのは現場で働く従業員であり、その声を拾い上げずして自社に最適化されたシステム環境を構築することはできません。直接的なコミュニケーションによって細かいニュアンスを汲み取れるため、自社に最適化された仕様を実装できる可能性が高まります。

また、自社で導入すれば外注によるマージン分がなくなるため、より安価なコストで導入を進めることができるでしょう。

デメリット
一方で、自社で導入するデメリットは、以下の2つです。

  1. 専門的な知識を有する高度な人材を集めなくてはならない
  2. リソース不足でコア業務に支障が出てしまう

専門的な知識を有する高度な人材を集めなくてはならない点です。高度な人材がいない場合、自社に最適化した戦略設計ができていないために「ツールを導入して終わり」となってしまうケースも多くあります。また、人的資源を開発業務に割く必要があるため、業績向上に直結するコア業務に投入できるリソースが減少するというデメリットがあります。そして、HubSpotは正しく運用し続けて価値を生み出すツールなので、専任が退職する等の状況になった際に運用が継続できなくなる可能性があることも念頭に置いておきましょう。

パートナーに相談をする

HubSpotには、数多くのパートナー企業が存在します。

パートナー企業

HubSpot公式パートナー検索ページ

もし、自社でノウハウやリソースの確保が難しい場合は、パートナーに相談することをオススメします。
そこで、パートナーに相談する場合のメリット / デメリットを確認していきます。

営業部門の方々必見HubSpot CRMでできること

HubSpot CRMは顧客の課題を的確に理解し、その課題を解決するサービスを提案・サポートします。以下では、営業部門において役立つHubSpot CRMの機能をご紹介します。

メリット
HubSpotをパートナーから導入するメリットには、大きく3つあります。

  1. 戦略(シナリオ)設計や、検証・改善の提案が受けられる
  2. 成功パターンや詳細なナレッジを最大限享受できる
  3. 導入方法や利用方法など、不明な点についてサポートを受けることができる

最も大きなメリットはMA戦略の設計や、検証・改善の提案が受けられることにあります。

HubSpotを導入し目標を達成するには、自社に最適化した戦略の設計が必要ですし、パートナーという立場上、色々な会社を支援しているからこそ、成功パターンやナレッジが蓄積されており、最大限利用できる点も大きなメリットでしょう。

また、戦略通りに実行した各施策の検証や改善も正しく行わなければなりません。

これら一連のPDCA業務に関して、豊富な経験から提案を受けることは最短で成功するためには欠かせません。

またHubSpotは、もともと使いやすいUIとなっていますが、それでも使い方に困ることもあるでしょう。そのような時にもパートナーは心強いパートナーになってくれます。

このようにHubSpotをパートナーから導入するメリットは大きいのです。

デメリット
一方でパートナーを利用する場合は、自社のビジネス内容や事業環境をパートナーに把握してもらう必要があります。

それに必要なコミュニケーションに時間がかかってしまうことがデメリットになりえます。

そのため、HubSpotを導入してすぐに戦略設計や設定に取り掛かることは困難です。

メリット

とはいえ、自社に最適化した戦略設計ができていなければ、バケツに穴が空いた状態と同じです。

そのため、自社で最適化した戦略設計が難しい場合は、パートナーに相談することも視野に入れましょう。

パートナーの選び方 l 3つのポイント

パートナーの選び方 l 3つのポイント

HubSpotの導入する2つの方法についてご紹介をしてきました。では、実際に自社がパートナーに相談してHubSpotを導入する際には、どのような視点を持ちながらパートナー企業を選び、サポートを依頼すれば良いのでしょう。ここでは選び方のポイントとコツをHubSpot Premium正規パートナーである弊社の見解から解説します。

1. 自社の課題解決にマッチした導入支援をおこなってくれるか

HubSpotでどんな自社の課題を解決したいのか?、さらに、どの部分は自社のリソースで対応できて、どの部分を導入支援パートナーのリソースやノウハウに期待しているのか、役割分担を明確にした上で、相談することをおすすめします。

パートナーによっては、実態は御用聞き(オペレーション代行等)の場合もあるので、自社の課題に対して改善パターンを提示できるナレッジや体制が整っているのかも確認できると良いでしょう。

また、HubSpotの導入支援ができる正規パートナーといっても、それぞれの会社によって得意な領域が異なります。

コンテンツを作成してインバウンドマーケティングを行いたいなら、SEO対策やWEBサイト運用に強いパートナー企業を選ぶべきです。オンライン広告から集客した見込み客を効率良く育成したいならば、運用型広告を得意とするパートナー企業にサポートを依頼すべきです。マーケティング戦略の策定から支援を受けたいなら、コンサルティングの知見を持ったパートナー企業を探すべきでしょう。

まずは、優先度の高い課題は何で、どの部分の支援を依頼するのか、整理してから導入支援パートナーを探したほうが、目的が明確なため比較検討しやすく、結果、自社に合ったパートナーを選ぶことに繋がります。

そのため、自社の課題解決のための見積もりを依頼する際には、簡易的で良いので、事前に自社の状況を把握するための洗い出しを行うことをオススメします。

2. 自社の課題やニーズに近い支援実績があるか

得意分野から候補に上がったパートナー企業が、どのような支援実績があるのか確認しましょう。

ubSpotは日本に本格上陸してから約7年と、まだ新しい部類のツールです。豊富な実績を持ち、ノウハウを蓄積している企業は多くはありません。

ただし、パートナー企業になってからの年数であったり、これまでに支援した会社の数だけで判断するのは危険です。多くの導入支援実績数があっても、HubSpotをただツールとして導入設定のみを行なっている場合には、実績としてベストかは疑問が残るでしょう。

一番大事なのは、自社の課題やニーズに近い支援実績があるかどうかです。また、自社がHubSpotを導入する目的や現在利用しているツールや組織体制、マーケティング戦略から相談してみて、パートナー企業の実績を判断できるとより良いです。

あくまで一例ですが、弊社リードプラスの場合、BtoB企業でインバウンドマーケティングを始めたい企業での支援実績が豊富にあります。

そのため「弊社はBtoBだけど、今後アウトバウンドの”押しの営業”は辞めて、時代に即したインバウンドマーケティングで”引きの営業”をやっていきたい」のようなニーズがある企業の方には非常にマッチシている可能性があります。

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3. サポートしてほしい範囲に対して費用面が適切であるか

自社の課題解決にマッチした導入支援を行ってくれるのか、自社の課題やニーズに近い支援実績があるか、この2点に加えてサポート範囲での費用面も確認が必要です。

HubSpot導入支援と言っても、初期設定して使い始められれば終わりというわけではありません。実際に運用段階に入っても、パートナー企業とは取引が続きます。そのため、HubSpotの導入支援フェーズの、どこまでの範囲をカバーした見積もりになっているか、不明な点は導入支援パートナーに詳しく聞いた上で、事前に見積りの内容をきちんと理解しておくことをおすすめします

また、できれば、導入支援後の運用段階のサポートなども一定期間支援してもらう予算もあらかじめとっておくこともおすすめします。

自社の計画とパートナー企業のサポート内容をすり合わせたうえで、年間予算や月額予算で見て、無理のない金額で受けられるサービスを選びます。

一番重要なのは自社にピッタリのCRMを選ぶこと

ここまでHubSpotを中心に紹介しましたが、一番重要なのは自社に合ったCRMやツールを選ぶことです。あくまでも、マーケティングやセールスで売上を伸ばしたり効率化することが目的であり、CRMを導入することが目的ではないはずです。

とはいえ、目的を定めたとしても最適なツールを選ぶのは意外と難しいものです。

そこで、おすすめしたいのがHubSpot CRMです。ご紹介した通り、コストを抑えて導入をすることができます。

ツール導入初心者でいきなり結果を求めるよりも、まずはお試し感覚でツールを利用して様子を見たいという人にもおすすめです。

ただ、どのツールも共通していることは導入はあくまでスタートであり、ゴールではないということです。例え導入ができたとしても運用が出来なければ、極論「溝にお金を捨てる」ことと同義になってしまいます。

その点、HubSpot CRMであれば、パートナーに相談できるという手段が残されています。

パートナーに相談すれば、自社だけでリサーチをしても難しい専門性のある領域や、HubSpotの一歩進んだ活用方法についてもサポートを受けることができます。

HubSpot含め、ツールの導入支援は、このPDCAを回すための第一ステップであり、大切なのはその後の運用です。

つまり、パートナーに相談する際も、導入時だけでなく、その後の運用パートナーとして中長期的に付き合っていけるのか、という視点で選ばれることをオススメします。

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