インバウンドマーケティング

インバウンドマーケティングとは、Web上で一般消費者にとって有益なコンテンツを提供することで、検索やソーシャルメディア上で自社を「見つけてもらう」ことを目的としたマーケティング手法。これに対し、訪問販売やダイレクトメールなどいわゆる売り込みをするマーケティングを、アウトバウンド・マーケティングと呼ぶ。

インバウンドマーケティングという言葉は、米国のハブスポット社が作り出し、世に広めた言葉。インターネットが普及し、商品の購入前にネット上で検索をかけることが当たり前となった今、人々に対して一方的に企業のメッセージを押し付けるようなやり方(アウトバウンド・マーケティング)は、その有用性を損ないつつある。

そこでアウトバウンドマーケティングに変わる新しいマーケティングの在り方として、インバウンド・マーケティングが大きな注目を集めている。購入プロセスとしては、消費者に役立つWebサイトを提供し、サイトに訪れた客に商品を購入してもらうことを目指している。