Googleアナリティクスの使い方とは?登録方法やデータの見方も解説

 2019.11.04  LeadPlus

自社のWebサイトへの訪問者数を増やしたかったり、改善を測りたいという場合に大切なことは、まず現状を知ることです。これは自分の健康状態を保つために健康診断を受けるのと同じ理論です。まずは見える化し、問題点を把握することで改善を施すわけです。

Googleアナリティクスは、Webサイトに訪問したユーザーの解析・分析に利用されるWebアクセス解析ツールです。企業や個人のWebマーケティングの現場では広く利用されています。今回はこのGoogleアナリティクスの基礎知識や実際の始め方について基礎からご紹介します。

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Googleアナリティクスを使ってできること

Googleアナリティクスは、Webサイトを登録することで、そのサイトにどれくらいのユーザーが訪問したのか、どこから流入したのか、サイト内のユーザーの動きなどを定量的に計測できます。主に以下のようなデータを知ることができます。

Webサイトに滞在するユーザーのリアルタイム情報

ホーム画面左メニューの「リアルタイム」から、登録Webサイトに現在どんな、どれくらいのユーザーが来訪しているかを一目で知ることができます。主なものとして「現在の訪問ユーザー数」、サイト内で表示されたページ数がわかる「ページビュー数」、世界のどの地域からアクセスしているかを確認できる「アクセス地域」、今どのページがどのぐらいの時間閲覧されているのかが表示される「アクティブページ」、どんな機器で閲覧しているのかがわかる「流入デバイス」などがあります。

Webサイトに来訪したユーザーの基本属性

左メニューの「オーディエンス」> 「概要」より、そのサイトにアクセスしてきたユーザーの基本属性を知ることができます。例えば、指定期間内に訪問したユーザーの言語圏や国・市区町村やブラウザ・OS・プロバイダ・デバイスの種類などを表示してくれます。

Webサイトに来訪したユーザーの流入経路

メニューの「集客」>「概要」より、流入経路と人数を知ることができます。例えば、訪問したユーザーが「自然検索(Organic Search)」でサイトに流入したのか、「Direct(直接URLの打ち込み)」で流入したのか、または「Social(SNS経由の流入)」からなのか、などがわかります。これらの経路を知ることで、どの経路を強化したらいいのか、優先順位をつけて施策を打つことができます。

Webサイト内のユーザーのアクション

メニューの「行動」>「概要」より、ユーザーのアクションを知ることができます。例えば、来訪ユーザーの「平均ページ滞在時間」や「直帰率」、「行動フロー」のページからは、ユーザーのページ遷移を閲覧することができます。それによって、ユーザーがよく読んでいるページとそうでないページや、どのような順番でサイト内の各ページを閲覧しているのかがわかります。

Webサイト経由のコンバージョン(最終目標)達成度

メニューの「コンバージョン」>「目標」>「概要」より、Webサイトのコンバージョンを設定することで、その数値を確認することができます。例えば、ECサイトの場合は「商品購入ページ」など、オウンドメディアにe-Bookを設定している場合は「ダウンロード数」などをコンバージョンとすることで、その達成度を測ることができます。Webサイトによって設定するコンバージョンはさまざまです。そのサイトで一番測りたい数値を明確にすることが大切です。

Googleアナリティクスの登録方法

登録の手順は、大きく分けて「Googleアカウントの作成」「Googleアナリティクスへの申し込み」「トラッキングコードの設定」の3つを行うことで、登録を完了させることができます。

Googleアカウントの作成

このツールを使用するために、アカウントは必ず必要となります。持っていない方は、まず作成しましょう。アカウント作成のページにアクセスし、ユーザー名、メールアドレス、生年月日など必要事項を手順に沿って順に記入します。再確認が済めば完了です。

Googleアナリティクスへの申し込み

次にアナリティクスホームの、「使用を開始」のページに記載されている「お申し込み」より申し込みを設定します。設定では、ページの案内に沿って「トラッキングの対象」や「アカウント名」「Webサイト名」「WebサイトURL」「業種」「レポートのタイムゾーン」「データ共有設定」などを入力します。

トラッキングコードの設定

「コード」と言われると、なんだか難しい印象がありますが実に簡単です。申し込みが終了すると「トラッキングIDを取得」というボタンが表示されます。クリックしてトラッキングコードを表示させます。表示されたコードを全てコピー&ペーストして「WebサイトのHTMLファイルへ直接記述」または、WordPressを利用しているのであれば「WordPressのソースコードに記述」を選択して設定することができます。

「WebサイトのHTMLファイルへ直接記述」は、解析したいWebサイトのHTMLファイルに直接、先ほどのトラッキングコードを貼り付けます。貼り付ける場所は、HTMLファイルの上部にあるhead要素の終了タグの直前に置きます。コードは、解析したい全てのWebページのHTMLファイル内に記述します。

「WordPressのソースコードに記述」とは、利用しているWordPressのメニューから、「外観」>「テーマ」>「テーマの編集」に進み、「テーマヘッダー(header.php)」の終了タグの直前に貼り付けて「ファイルを更新」をクリックして終了です。

最近ではトラッキングコードの設定を簡易化するWordPressのプラグイン(All in One SEOなど)も公開されています。All in One SEOでは、Google Analytics I.D.という欄にGoogle トラッキングコードを一度入力するだけで設定を終了させることができます。

Googleアナリティクスの初期設定

ページ左下の「管理」から進んだ先の「アカウント」「プロパティ」「ビュー」の3つより行います。

アカウント

より正確なデータを取るために、フィルタの設定もしておきましょう。自社のURLや関係会社などの、いわゆる身内のURLは全て除外しておきます。こうすることで一般ユーザーからのより精度の高いデータを把握することができます。

プロパティ

プロパティでは配下のビューに共通した設定が行われます。「デフォルトのURL」では計測するドメインを設定、「デフォルトのビュー」では初期表示したいビューを設定、「業種」では対象サイトの業種を設定、「詳細設定」は必要になれば後から設定を行うことができますので、最初はオフにしておいて問題ありません。

BtoBマーケティングお役立ち資料

「ユーザー属性レポートとインタレストカテゴリレポートの有効化」はオンにします。Googleアナリティクスでは、訪問してきたユーザーの属性やユーザーの興味関心を知ることもできます。これをオンにすることでこれらのレポートを閲覧でき、訪問ユーザーの属性や興味関心が、サイト側の想定ユーザーとマッチしているかなどを確認することができます。

「拡張リンクのアトリビューションを使用する」もオンにしておきます。これをオンにすることで、ページ内のどのリンクがクリックされたかを視覚的に確認することができるようになります。

「ページ解析を開始」はレポート自体がなくなったので設定は不要です。

「サーチコンソール」はサイトのパフォーマンスを管理できるGoogleの無料ツールですが、サーチコンソールとGoogleアナリティクスを連携させることで、ユーザーがサイトに訪問する時にどんなキーワードで流入するのかといったような情報や、サイトに流入した後どのページにどのぐらい滞在したのか、といった流入後のデータを閲覧することができ、SEO対策を採るためのたくさんのヒントを提供してくれます。もしサーチコンソールの登録がまだであれば、登録をおすすめします。

「ビュー」の設定

「ビュー名」は初期設定ではそのままでよいでしょう。「WebサイトのURL」は対象ドメインの入力をします。「タイムゾーンや国や地域」は国内サイトであれば「日本」を選択します。

「デフォルトのページ」はサイトトップページが「/」「/index.html」のように2種類ある場合、ひとつに統一したい時に設定します。「除外するURLクエリパラメータ」は、同じページでもURLの末尾のパラメータが異なる場合などに統合して計測したい際に設定します。「通貨」はECサイトなどの収益換算時に使用されるため、国内であれば「日本円」に設定しましょう。「ボットのフィルタリング」はスパムアクセスを除外できるのでオンにします。「サイト内検索のトラッキング」はサイト内検索機能を設けている場合に使用します。

Googleアナリティクスの使い方

もっとも一般的な使い方としては、「オーディエンス」「集客」「行動」「コンバージョン」のページを確認しデータを閲覧していくやり方です。

まず、「オーディエンス」では来訪したユーザーのPV数(ページビュー)やUU(ユニークユーザー)数・直帰率などがわかります。この数値の把握で、そのサイトへの閲覧者数の規模がわかります。さらに配下の「地域」や「行動」「テクノロジー」などから、流入元のOSや国・地域・新規ユーザーであるか、リピーターなのか、などを把握することができるため、サイト訪問者のプロファイルが見えてきます。

「集客」ではユーザーがどのチャネルから流入したのかなどを把握できます。チャネルは、検索エンジンで検索して流入した「Organic Search」や、リスティング広告などを経由した「Paid Search」、直接URLを入力した際の「Direct」など、ユーザーの流入経路を知ることができ、SEO対策に活かせるでしょう。

「行動」では、ランディングページごとの数値やユーザーの離脱ページの数値、サイトのページ表示速度やユーザーのサイト内遷移などを確認できるページです。

「コンバージョン」では、事前に設定した登録ボタンのクリック数や商品の購入数などを確認することができます。Webサイトの存在意義はコンバージョンのためとも言えます。最終目標となる重要な指標ですので、細かくチェックしてPDCAをまわしていく必要があるでしょう。

Googleアナリティクスのデータの見方

さまざまな切り口のデータを閲覧できるため、逆に何を把握して施策を動かせばよいかわからなくなりがちです。まずターゲットの集客数を増やすことに着目しましょう。ユーザーがどこから流入しているのか、流入数の多いページはどれかを把握し、流入数の特に多いページのコンテンツを増強します。また、そのページへのサイト内リンクを増やしながら、流入の母数をとにかく増やしていく、という施策を取ることもできます。 そして、どんなキーワード(検索クエリ)でユーザーが検索し、流入しているのかを調べることも大切です。

「集客」>「Search Console」>「検索クエリ」でページごとにキーワードを調べ、流入の多いページをさらに修正して探されやすいキーワードを挿入するなど、改善を加えていきましょう。

そのほか、「行動」>「サイト コンテンツ」>「ランディングページ」で、どのページから流入するユーザーが多いのか、また「離脱ページ」において、どのページからユーザーが離脱することが多いのかをチェックしてみます。

離脱するページが偏っている場合、そのページに何か不具合があり不適切なコンテンツとなっている可能性があるため、確認して修正を行う必要があります。離脱させることなくサイト内の回遊率を上げていけば、閲覧されるページ数も上がっていきます。 Googleアナリティクスは無料ながら、Webサイトについてかなり深い解析を行うことができます。大切なのは設定することではなく、現在のサイトの状況や問題点をこのツールを利用して把握してさまざまな問題をあぶり出し、すばやい問題解決へとつなげていくことです。

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