HubSpot Sales HubとSalesforceを比較 連携する方法やメリット

 2021.03.31  LeadPlus

CRMはビジネスに役立つ様々な機能を持った非常に有効なツールです。特にHubSpot とSalesforceは、現在多くの企業で利用されています。そこで本記事では、業界最高クラスの営業CRMを誇るHubSpot Sales HubとSalesforceの機能と料金の相違点や両者を連携する方法などを紹介します。

HubSpot Sales HubとSalesforceを比較 連携する方法やメリット

HubSpot Sales Hubとは

HubSpot Sales Hubは、アメリカの企業であるHubSpot社が提供するCRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)ツールです。世界120か国以上で10万社の企業が利用しており、2020年にはマーケティングソフトウェアの中で顧客満足度1位を獲得しています。さらにHubSpotでは、Sales Hub以外にも以下のような3つのサービスを提供しています。

  • Marketing Hub:Eメールフォームとマーケティングツール
  • Service Hub:顧客サポートのためのヘルプデスクツール
  • CMS Hub:ウェブサイト構築のためのコンテンツマネジメントシステム

これらのサービスは、企業が利用したいものを好きに組み合わせることが可能です。他社のサービスとも併用できるので、自社に合ったMA・SFAツールのみを選択して契約もできますし、全て契約してCRMツールとしても活用できます。また、無料版やデモでの利用もできるため、実際に使い、使用感を確かめられるのも利点の一つです。

Salesforceとは

Salesforceは、アメリカのSalesforce.com.incが提供するCRMツールです。全世界で15万社が利用していて、シェア数は世界一位を誇っています。HubSpot と同様に以下のような複数の機能を提供していて、自社にあったサービスを利用可能です。

  • Sales Cloud:営業活動、商談管理、売上予測を可能にするツール
  • Salesforce Marketing Cloud:自動化とOne to Oneマーケティングのためのツール
  • Pardot:見込み客へのアプローチ支援ツール
  • Service Cloud:ヘルプデスクを向上するツール
  • Experience Cloud:顧客とパートナーで情報共有を可能にするツール
  • Salesforce Platform:Salesforce上へのアプリ開発を提供する開発基盤
  • Einstein Analytics:分析・可視化のためのアナリティクス
  • Chatter機能:クラウド型の社内SNSツール

上記の機能以外にも使える機能があるため、中小企業から大企業まで幅広い企業が利用できるサービスを提供しています。また、このうちSales Cloudが中核となる機能で、これを軸に他の機能を利用していくイメージとなります。

どちらも高機能・高操作性を実現したCRMツール

ここからは前述した二つのサービスの違いを、項目ごとに解説していきます。

機能の比較

CRMツールにもさまざまな機能があり、それぞれ活用できるポイントに差異があります。企業の規模や事業内容によっても合う・合わないがあるので、機能を比較して自社に合ったツールを選択することが重要です。

まず中核となるCRMのサービスですが、HubSpotは「Sales Hub」、Salesforceでは「Sales Cloud」となっています。Sales Hubでは、メールのトラッキングやテンプレート作成・共有、電話の利用と記録、ミーティングの日程調整、ウェブチャットなど幅広い機能があります。さまざまなデバイスでアクセスができて、取引やコンタクト、タスクを一元的に管理することも可能です。

一方Sales Cloudは、顧客・案件情報の一元的な管理・共有、商談や活動などの各情報の可視化、分析が得意なCRMツールです。すでに解説したように、利用できるサービスにも違いがあります。HubSpotが4つのサービスを提供しているのに対して、Salesforceは10以上もの機能を提供しています。さらに機能内容は、HubSpotがシンプルかつわかりやすいものなのに対して、Salesforceは多くの機能を付加しているという特徴があります。そのため、HubSpotは初心者も利用しやすく他のサービスとの親和性が高く、Sales Hubはさまざまな方法で活用できる機能を付加しているといえるでしょう。

操作性の比較

新しいツールを導入する上で、操作性はとても重要です。UIや機能がわかりづらいと、利用者がすぐに使いこなせないため、定着するのに時間がかかってしまいます。そのことでソフトウェア導入の効果が上がるのにも、日数がかかってしまうかもしれません。

では、HubSpotとSales Forceの操作性を比較してみましょう。使いやすさという面では、HubSpotの方が評価は高くなっています。利用時の定着率も高いため、多くの利用者が使いやすいと感じていることがわかります。やはりHubSpotは、提供する機能の種類がシンプルであるため、使いやすさにも重点を置いているといえます。

一方、Salesforceは、10以上ものさまざまな機能が付加できるサービスです。そのため、カスタマイズして自由にアレンジできる機能も備え付けています。自社のやりやすいようにカスタマイズができるのはとても大きなメリットですが、カスタマイズ自体にある程度のノウハウが必要となります。自社向けにカスタマイズしてしまえば使いやすくなりますが、標準的な使いやすさという面ではHubSpotに軍配が上がるようです。

料金プランを比較 自社に適切なプランとは

クラウドサービスの料金体系は、多義に渡ります。特にユーザー数による料金の違いには注意が必要です。たとえば、単純な使用ユーザー数で課金される場合は、規模の大きな企業であれば必然と使用者が多くなるので、料金も高くなります。

一方、担当者など特定のユーザーのみの追加に料金が発生する場合もあり、利用者が多くてもコストがかからないことがあります。このように料金体系によって企業のコストが大きく変わるため、費用対効果を得る上で適切な料金プランの選択はとても重要です。

HubSpotの料金体系

HubSpotの料金体系では、「Marketing Hub、Sales Hub、Service Hub、CMS Hub」の4つの機能それぞれに以下のように複数のプランがあります。そのため、それぞれのサービス契約時に好みのものを選択できるようになっています。

Marketing Hub(利用可能なマーケティングコンタクト件数)

Free:無料

Starter:5,400円(1,000件)

Professional:96,000円(2,000件)

Enterprise:384,000円(10,000件)

Sales Hub(有料ユーザー数)

Free:無

Starter:5,400円(2名)

Professional:54,000円(5名)

Enterprise:144,000円(10名)

Service Hub(有料ユーザー数)

Free:無料

Starter:5,400円(2名)

Professional:43,200円(5名)

Enterprise:144,000円(10名)

CMS Hub

Professional:32,400円

Enterprise:108,000円

上記のうちMarketing Hubは、契約したプランの料金が下限となって、コンタクト数やタイプにより値段が変動します。また、Sales Hub、Service Hubの二つの機能にある有料ユーザーとは、営業活動を担当するユーザーのことを指します。実際に営業活動しないユーザーは営業活動に関わる機能は利用できませんが、無料で他の機能は利用が可能です。

Salesforceの料金体系

Salesforceは年間契約で、ユーザー1人につき決められた月額費用がかかります。基本となるSales Cloudの料金プランは以下の4つで、プランによって使用できる機能が変わります。

  • Essentials:3,000円(利用人数が10名限定)
  • Professional:9,000円
  • Enterprise:18,000円
  • Unlimited:36,000円

上記プランの中で、UnlimitedはSales Cloudの全ての機能が使用できます。さらにサポートプランや導入支援、アドオンの追加でも以下のような料金が発生します。

  • 導入支援:5,000ドル(利用時)
  • コールソフトウェア:40ドル(月額、1ユーザー/1000分)
  • 営業エンゲージメントソフトウェア:25ドル(月額、1ユーザー/受信トレイの利用)

もし100人のユーザーがいる企業が、Enterpriseプランと上記全てを利用した場合は、1年間に「3,007,500円(1ドル105円換算)+税」の料金が発生します。さらにこの料金をベースとして、アドオンの追加で料金が発生するイメージです。

また、特定のアドオンでは、複数のプランが存在します。たとえば、Pardotの場合は以下の4つのプランが存在します。

  • Growth:150,000円(10,000件)
  • Plus:300,000円
  • Advanced:480,000円
  • Premium:1,800,000円
    (カッコ内プロスペクト数)

このようにいくつかのプランがあるため、アドオンのプランの選択次第でも大きく料金が変わります。そのため、企業は導入前に必要なプランをよく考える必要があるでしょう。

HubSpotとSalesforceは連携できる

HubSpotとSalesforceは、双方向での連携ができます。実際に連携できる機能やデータは多義にわたるため、詳しい内容は下記を参照してください。

(参照:https://www.leadplus.net/blog/salesforce-hubspot-integration)

ここではHubSpotとSalesforceを連携するメリットについて解説します。

連携することによるメリット

HubSpotとSalesforceを連携することで、互いのツールの強みを最大限に活かせます。たとえば、HubSpotで得た顧客の「興味・関心」の情報を自動的にSalesforceに送ることで、営業チームはリアルタイムで情報を把握できるため顧客への営業方法を最適化することが可能です。

さらにメール送信時や開封履歴の確認などを、Salesforceのワークフローを経由させて行うこともできます。イベント案内やご案内フローなど、マーケティングが用意したものを自動で起動させられるのです。こうすることで営業担当者以外でも、一律に同じ動作をさせることができるようになります。

SalesforceからHubSpotへの移行を支援する充実したサービス

企業がSalesforceを利用していてHubSpotに移行したい場合、専門の移行チームが全面的にサポートしてくれます。移行に関わる問題も解消してくれるので、安心して任せられるのです。
たとえば、移行で問題点となるのが、データの最適化や作業の中断です。データがただのコピー&ペーストでは移行後に利用しづらいですし、移行中に作業が中断して生産性が落ちてしまっても問題です。その点、専門チームは、しっかりとデータを最適化して、移行中も作業がストップしないように段階的に移行を行います。

また、企業の未来を考えて、拡張性を考慮した構築も行ってくれます。構築前の課題を抽出して、移行後に目標を達成できるように、プロセスをしっかりと策定して作業を実施するのです。もしSalesforceからHubSpotへの移行を考えているのであれば、こうしたサービスの利用がおすすめです。

まとめ

シンプルで利用しやすいHubSpotと、さまざまな機能が付加できるSalesforceは、互いに利点が異なります。

また、両者は連携もできるため、両方のサービスから自社に合う最適な機能を見つけて、契約するのも一つの手段となります。

事業内容や企業の規模によっても合うサービスが変わるため、二つのサービスをしっかりと比べて自社に合ったサービスを選定しましょう。

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